いよいよ始まりました冬季五輪。

夏の五輪のときとは少しテンション違って見れるのが

冬季五輪ですね。

夏のそれがフェスタなら、冬は競技会みたいな。

そんな感じがするわけですよ。


それにしても上村愛子は惜しかった。・・・というのが

大方の見解なんですが、たぶん解説者は違ってましたね。

実は俺も違うんです。確かに上村は世界トップレベルのモーグル

プレイヤーですが世界ランクではたしか5位か6位のはず。

なぜに日本中が金メダルと騒いでいたのかやや不明ですな。

ただ、彼女が格段にレベルアップしてるのは間違いなかったのですが

まわりのレベルアップが半端ない。アメリカの表彰台の2人なんて

ほぼ暴走機関車一歩手前の滑り。攻めるというかある意味狂ったように

いかないとあんなタイムは出ないでしょう。


やっぱり夏の五輪と違い、ジャンプは風、スケートは氷、スキーは雪質

の状態といったいわば「不可抗力」で順位が大きく入れ替わることが

あるので誰にでもチャンスがあるし、裏返せば大番狂わせもありうるのが

冬季。完全にイッタもん勝ちの世界、同時に無常の世界ですな。


そう思うと冬季の感動はこういう「イッタもん」達によって彩られてる気がする。


ジャンプ原田選手の137Mの大ジャンプ、あの時の原田選手は飛ぶ前から

足を折って着地するくらいの覚悟であったというし、スピードスケートの

清水とかの最初のスタートの爆発力とプロシュートなみの太ももなんてかなりイってた。

荒川静香のイナバウワーなんてあれは自分のこだわりでやっただけで

当時の採点基準には入ってなかったはず。(今は知らん)

こういったイッタ想いが感動を呼び、時には競技そのものの昇華につながっているような

気がするわけです。


ずばり今回日本は金メダルそんなに取れないと思ってます。

本音はスキー複合にも真央ちゃんにも取ってほしい

スケートの長嶋や加藤、女子カーリング、スノボの馬鹿にもがんばってほしい。

でも、イッタ感じを思わせる選手があまりいない。


このようなどっちがイッテルかという視点で見ればまた面白いかもしれません。


まおちゃん・・キムヨナは相当にイッテますで~。

普通ジャンプの練習とか一日20回できればすごいらしいけど

ヨナは65回くらい飛ぶらしい。


まぁトンデルといってもいいかな、こういう場合ね。


とにかく今回のフィギュアは必見!