冬でも注意! | エース鍼灸整骨院スタッフブログ

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小田原市のエース鍼灸整骨院のブログです。
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こんにちは!

今年に入り寒さがいっそう厳しくなってきましたね!
そして寒さに加えてカラカラ天候が多いですね!

そこで皆様方にご注意いただきたいことをお話ししたいと思います。この季節の意外な落とし穴、「冬の脱水症状」についてです。

 脱水症状といえば夏場に起こるものだというイメージがすっかり定着いたしていますが、冬場でも決してあなどれません。

 このように低い外気温では直接に喉が渇くなどの感覚が薄れてくるため、この時期はあまり水分を取らなくなる傾向が一般にありますよね。

そこへ外からオフィスや家などの暖かい場所に移動して来ると、寒冷から収縮して血漿(けっしょう)量も減少していた血管は一気に拡張して血圧が低下します。すると脳内血液循環が急に悪くなり、また水分不足から電解質などの体液バランスも崩れることと相まって夏場の脱水症状と同じ状態が起こります。
 脱水症状では喉の渇き、尿量減少などの症状から始まり、進行すると頭痛、嘔気、筋肉けいれん、意識障害などを引き起こし、重症化では急性腎不全、生命に関わることもあります。

 またこの時期では体内での相対的水分不足で簡単な表現を使ってよく言われるように“血液がドロドロ”となり、その血液が寒冷環境で収縮した血管の中を巡ることで脳梗塞、心筋梗塞などの重篤な疾患につながって行くという恐れがあります。
 やはり最大の予防対策としては、小まめにして十分な水分補給こそが大切ということになります。

 また、室内湿度としては30%以上、できれば45%前後を心がけると理想的です。
 またこのように加湿への配慮は寒冷環境を好んで生息、増殖していく冬場のウイルス感染症対策にも有効です。

まだまだ寒く乾燥する日は続くと思いますのでかくれ脱水にならないよう気をつけましょう!


水野 肇