帝国ホテルご卒業のビストロ「レフルシエット」(1回) | 52歳で実践アーリーリタイア

52歳で実践アーリーリタイア

52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

帝国ホテルのファン、特に「レ・セゾン」ファンの我々としては、ぜひ訪れたかったお店です。メニューを見ると帝国ホテル伝統の「シャリアピンステーキ」を取り揃えるなど、帝国ホテルの料理がビストロのリーズナブルな値段で味わえる等、実に日常使いのできる、使い勝手のいいレストランだと思います。



○味・料理
2人で訪問し、お会計は、シャルドネの白ワイン1本+シロレバー+グリーンサラダ+サヨリのカルパッチョ+シャラン産鴨のロースト+2種のチーズ(ウオッシュタイプ+ブルーチーズ)+フォンダンショコラ(バニラアイス付き)+コーヒー2杯で、10,200円でした。

全般的にフランス料理の手法で、丁寧で手抜きの無い料理。本格フレンチに近い料理を気軽に食べられるという点では、利用しがいのあるお店だと思います。それだけに若干レパートリーは少なめですが、肉料理はそこそこ豊富。魚系はあまり充実していません。

オーダーした中で特に美味だったのは、スペシャリテのシロレバー、鴨のロースト、フォンダンショコラ。

白レバーは、旨味の凝縮した濃厚かつレバーらしい味わいのペースト。



鴨のローストは、煮込んだリンゴとともに味わうのですが、身の部分、皮の部分の焼き加減も程好く、赤ワインベースのソースで酸味のある煮込んだリンゴと合わせて食すと、正真正銘のフランス料理の世界感です。






フォンダンショコラは、北海道のミシェルブラスのクーラン的フォンダンショコラ。熱いチョコとさくっとした常温のクッキーと、冷たいアイスと、常温のストロベリーを一気に口の中に入れると温度、食感、甘み、、酸味がいっぺんに味わえるという一品です。



○サービス
ビストロなので、居酒屋レベルと言ったら失礼ですが、ビストロ水準をわきまえたサービスで、これでいいと思います。本格フレンチのように過度にお客さんに神経使ってサービスする性格のお店ではないので。。利用する側もその点、勘違いしないようにしないといけないなと思います。

○雰囲気
大通りから横道入った場所に立地しているなど、実に人形町らしい隠れ家的ビストロです。基本テーブル席メインでオープンキッチン。カウンターもあるのでお一人さまもOK。調理している所をみたいなら、カウンター席でしょうか?

2人用テーブルは、それなりに狭いので覚悟しましょう。

会計後にスタッフの方と会話しましたが、正真正銘、帝国で実績を積んだ方の独立店舗。次回は牛のほほ肉や豚肉の煮込みなどの料理を味わおうと思います。ご馳走さまでした。

レフルシェットビストロ / 人形町駅水天宮前駅小伝馬町駅

夜総合点★★★★ 4.0