44festivalにEYYCにとイベントいっぱいですが私寂しくお勉強に励んでおります。

てことでエッジ編としてまずはR面取り。

 

って言ってますが、一番普通の形状です。

性能以前にこの後に続くどの形状でもこれやっとかないと糸が切れます。

で終わっちゃまずいですか?まずいですねw

 

設計段階できちんとオーダーしておかないと糸が切れる。バリが残るってのが一番問題なのでとりあえず角にはやっておけってものなんですけど

削り出しならバリがあるとまずいですし

プラの射出なんかだと鋭角部分はそこそこ丸くしておかないと上手く材料が流れないこともあるみたいな話も聞くので(ヨーヨーでそこまでは無いと思いますが)そんないみでとりあえずつけます。

基本的にはRを大きくとるとコントロール性向上

小さくするとスリープロス低減なのですが

シンプルな分エッジ角やエッジの高さに影響されやすいのが特徴ではないかと思います。

トリックモーションや多分フラグメントではエッジ角大きめなのもあってRを大きくすると見かけ上少しエッジが高く見えます。スリープロスはそれほどでもないですが、Rが小さいものと比べると若干抵抗が増えるでしょう。その分コントローラブルな特性になっていきますし、食い込むような当たり方をしないので安心感もあります。

 

エッジ角少なめでR大きめだとエッジ周りがラウンド形状っぽくなります。

これはもう説明いらないですね。

Rが小さい場合はどちらかというとエッジ角の影響が大きくなるのでここではパス。

 

ローエッジでRが小さくなると安定感は相当ですが、全体のトリックをという意味ではやりにくいものも結構でてくるのでエッジ角やその他デザインの相性も大事になります。(エッジ角小さくしていくとか→するとステップ形状に)

 

この辺りはドラウプニルがあの形状なのはその辺りのバランスなんだろうなと考えさせられる部分でもあります。

 

ほとんどのヨーヨーがR面取りはしてるはずなのでよく観察してみて比べて見ても面白いかと思います。

 

 

 

 

 

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ローエッジでスリープロスがなんとかって話してますけど
そもそもストリングスが一番当たる場所はどこなのでしょうか。
そしてどんな感じに当たるのでしょうか。

そこではい



わざと磨いてないRAWのヨーヨーです。
見にくくて申し訳ないですがエッジだけは綺麗なままです。
それだけストリングスが接触して磨かれているというところでしょう。

それだけエッジの特性はヨーヨーの特性に影響するといえます。
にしても折角のバタフライ形状ならもうちょっと色々当たるのではと思うのですがどうも少々違うようです。

ストリングスが張った状態に限って言うなれば
「ほとんどエッジにしか当たらない」
と言えそうです。


簡単にこんな感じで
赤い線がストリングスだと思って下さい。

ヨーヨーの有効幅にストリングスさえ収まれば
後はエッジに振れてからストリングスは折れ曲がっていくのでレール系やホップ系で接触するのはほとんどエッジだと言えそうです。

例外は、ストリングスがたるむ、ラセレーション、スラック系のトリックですがこれもストリングスがたるむ分だけ、摩擦の影響が減る(接触圧がかからない)のでそれほど関係無さそうです。

変な話、エッジ周りだけ気を付けていれば、よっぽど動きの大きい技でもない限り有効幅はいらないのではとここを考えている時感じました…

ですが、上の図ようなストリングスの状況は1次エッジ角として開いている範囲内のみです。それ以上大きく動かすとコントロールエッジに接触、ボディへの接触もしますので若干スリープロスも増えます。
となるとワイドボディではエッジ角を大きく取れるから操作時のスリープロスが減らせるとも考えられます。
ちょっと脱線しましたが、ボディのサイズを含めてエッジの接触具合なんかが考えられるのもまた面白いです。
ゴチャ系上手い方が幅広じゃなくていいと言うのもこれで納得いくような気がします。

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日に日に更新が…と言うか掘り下げすぎてまとまらないので

まずは簡単にエッジの分類をしてみます。色々ありますが分け方としては

高さ、カーブの取り方ぐらいでしょうか

 

・高さ

もう単純に現行機種はほとんどローエッジ。

このあたりは説明不要ですね。ローエッジ採用当初はスリープロス低減がメインだったのですが、最近のバイメタル化やスリープ性能の向上でローエッジでも少し高めにセットされたものが出てきたように感じます。(サムシングのモデルドラウプニル等)

 

・カーブの取り方

R面取り:丸くカーブを描くように削ってあるもの。設計上は半径で決めます。やらないとストリングスが切れるので必須。

C面取り:角を真っすぐ削り落とした感じのもの。C3のモデル(リンクはクラウン.st)で結構あります。

それに加えてと言った感じで

バンプ:ターニングポイントのモデル、最近ではreceesのモデルもこれですね

ダブルVバンプ:ホビットグングニルで初採用っぽい形状。バンプとC面取りの合わせ技のような見た目スリープロスと言うよりはストリングスの通過時間が速くなることで安定感が得られてそうなイメージ。


とりあえず大枠はこんなもんで1つずつ見て行こうかと思います。

 

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世界大会から完全に燃え尽きてました薄野です。
MODsブースもろくに見れず…
まぁそんな話は横に置いときます。

ってことで久々に考察がまとまりつつあるのでヒマ見て書いてきます。
今まで、形状、サイズ、慣性モーメント、ブレときました。
次は「エッジ」です。

最近ですとドラウプニルも実は思いっきりローエッジじゃなくなってたりしてますし
ターニングポイントの機種はバンプ形状
C3ではC面取り系の多段形状
トリックモーション、(多分フラグメントも)ラウンド系のエッジ形状と
エッジが低ければいいから細分化が進んだ部分だといえます。

この辺りを順番に追っかけてみます。

まぁそもそもエッジっていうと


自分が復帰したころこんな感じだったわけで(時代を感じる)
この辺りは相当前を見返してもらえば分かりますが
とにかく抵抗が大きいわけです。

これがローエッジが出現したことで全てを変えていくってのがこの数年の大きな変化です。
基本的な考え方は形状とストリングの接触に似たような感じなので少し見直してもらえると分かりやすいかもしれません。

ただ、最近の傾向は慣性モーメントがフルサイズ主流、バイメタル出現にといって十分すぎるぐらいになってるので若干コントロール性や操作感を意識した方向性になってるように感じます。
ザックリ回転力があれば適度なエッジの接触は傾きの制御等に影響してくるので、これもヨーヨー全体の性能が底上げされた結果だと思います。
そんな感じで次は色々なエッジを探ってみます。
ってことで今晩20時より発売しました、
TMDことトリックモーションディスプラシア。

ヨーヨースタジオリャマ様とコラボ第二弾です。
また同じようなものを作りやがってと思われるでしょうが
そりゃそうです。

だってヨーヨー力学的にはCベアリングとDベアリングの比較が出来る
そして、どちらのベアリングでも違和感なくで使えるものを作るが今回の趣旨でした。

という訳でディスプラシア(以下TMD)の紹介と、トリックモーション(以下TMC)との比較を交えてお話していきます。

まず今回Dベアリング化にあたってDベアリングの回転数増加によるバランスの変化とエッジを更に下げられるという点が最大のネックでした。

回転数増加による投げ出しの感覚の変化、高回転時のジャイロ効果に対する違和感をきっちり無くすこと(可能な限りとか言いません)

エッジを限界まで下げることによるリジェクション系トリックに対するアプローチは必須でした。

後は小径ベアリングにありがちな滑りの悪さも対策が必要かと思われました。



これが肝心のエッジ周りです。
実質エッジの幅としては0㎜、高さとしては0.3㎜です。完全に曲線で構成しているので一番エッジとして飛び出ている点が0.3㎜というところです。
正直に言いますが、Dベアでこの低さはヨーヨーの中でもっともローエッジと言っても過言ではありません。
そしてローエッジにありがちな引っかかり感は曲線構成されたエッジ周りによって食い込みを防ぎつつ、圧力変化が漸増漸減するようにし滑らかな感触を与えています。


そしてリジェクション系トリックに対応させる手段なのですが、極端なローエッジ化させることと、Dベアリングの幅を生かしギャップ幅を大きくとれることから約2~3°ほどコントロールエッジまでの角度(エッジ角)を鋭角にすることが出来ました。
このことでコントロールエッジの位置そのものはTMC、TMDと比較してもほとんど変わりませんが(レール系コンボ、ホップ系コンボで影響するコントロールエッジ間の幅要素は変わらない)リジェクション系の動きでよくあるアクセル方向の動きでは移動量と共にコントロールエッジに当てるまでの角度も関係します。少ない角度でコントロールエッジに接触させることが出来る為、エッジ部の摩擦が減ったことによる行いにくさを軽減し問題なくトリックを行うことが出来るようになっています。


そして、フェイス面です。
微分的にTMDは直線を多用しています。
ただ、接線で作りこむとどんどん重くなっていくので、接線を作りつつ、その分を削り込むように合わせ仕上げました。ちょうどDベアリングの回転数増加分から逆算して2.5g程度の軽量化を図り慣性モーメントそのものは落ちないように合わせてあります。回転性能に関して、各ベアリングの性能差をほぼ純粋に比較できるかと思います。

それと今回は見た目にはちょっとかもしれない貫通時を採用しました。
これはDベアリングの最大の弱点かもしれないベアリングロックの対策です。M4サイズのアクセルを使う場合、ベアリングロックが非常に薄くなってしまいます。当然Cベアリングに比べ破損の問題が出現します。
この対策としてアクセルを長くとり、ベアリングロックのみでねじ固定をするのではなく、フェイス部まで締結力を確保することで、ベアリングロックの負荷を減らすようにしています。
今回の最大の妥協点はここでしょうか。
見た目も大事と思いながらも性能最優先で考え抜いたTMD試して下されば幸いです。

ご購入はこちらから

ヨーヨースタジオリャマ様 http://yoyostudiollama.com/

PS 完全に自己満足でコラボしてますので、全くの儲けがありませんw
誰か研究費用を…orz