十勝岳の後の富良野は、お花畑めぐりとテレビセットめぐり。お花畑は富田ファームや六郷の森など、以前にも回ったことがあるが、テレビセットは初めて。倉本聰シリーズである。仕事でメディアに関わることが多かったT子によれば、何でも「北の国から」「優しい時間」「風のガーデン」という「倉本三部作」というものがあるとのこと。私は「風のガーデン」だけ見た（がんの話だから）。
「北の国から」のセットはある程度まとまって建っていて、ゴンドラ、コルク、ウィスキーの瓶・・・様々なものを再利用して家を作っている。写真のようにバスが一台ハマっていたりもする。ドラマを知らなくても面白かった。
「優しい時間」で登場する「森の時計」という喫茶店は新富良野プリンスの敷地内にある。本当に森の中を歩いていると、ひっそりと佇んでいる。天井まで取った窓が明るくて、窓の外は緑だけ。コーヒーが美味しかった。
「風のガーデン」も新富良野プリンスの敷地内にあり、いろいろなお花がそよそよと咲いている。トンボは写真を撮っても逃げない。
以前「『北の国から』見たことがない」と言ったら、Wに非国民呼ばわりされた。でもさー、高校時代の友達にそう言ったら、私以外の6人も「真剣に見たことない」と言っていた。私たち全員、非国民?