卵巣ちゃんの血腫が消えないので、悪性腫瘍であることを否定するために、またMRIを撮った。毎回検査や手術のたびに、前回と違うことを観察することにしているが、MRIはもう4回目で、観察することもなくなってきた。強いて言うなら、お腹の動きをおとなしくさせる抗コリン剤は筋肉注射で上腕部をつまんでぶすっと打つが、造影剤は静脈注射。この違いは何か。
注射には、静脈注射、筋肉注射、皮下注射がある。この順番で薬の吸収速度が速い。静脈は血管に直接入れるわけだし、筋肉には毛細血管が多いそうだ。しかし逆にこの順番で薬の持続時間は短い。
お腹の動きはMRI撮っている数十分の間持続しなければいけないから筋肉注射、造影剤は入れてすぐに撮影しなければいけないから静脈注射ということか。
筋肉注射は刺激が強いのか、薬が入ってくるときに少し痛い。造影剤はひんやり入ってきて、口のあたりが違和感がある。


結局、嚢胞内出血ということで、腫瘍性病変ではないということがわかった。なぜいまもって血の塊が消えないのか分からないが、あとは経過観察していけばいい。K先生は新しくできた東十条御病院に移るということで、9月頃にその病院に行くことに。とりあえず一件落着!