今日はコーラスラインが思い浮かばない、つまづいたときに行うアレンジの手順についてお話しします。
以下の5つの手順に従い、実施することをお勧めます。
簡単に説明すると、楽譜作成ソフトを使い、まず、白玉音符で曲のコード進行を覚え、その後、リードとベースだけを繰り返し再生させ、コーラスを発想する方法になります。原曲と違うアレンジのアプローチをしたいときにお勧めです。
1. リードとベースを作成する
まずはリードとベースを作りましょう。原曲に近い形で問題ありません。ただし、歌える範囲にしてください。
2. コーラスを全音符と2分音符で埋める
リズムは気にせず、雰囲気を掴むために全音符と2分音符を使用します。
3. 作成したコーラスを繰り返し聞く
ほとんどの方が楽譜作成ソフトを使用するので、何度も聞いて曲の雰囲気を覚えましょう。
4. コーラスの音符をすべて消去する
作成したコーラスラインを消去するのは惜しいですが、消さないと新しいアレンジが思い浮かばないことがよくあります。
5. リードとベースラインを聞き、コーラスラインを作成する
リードとベースのみを聞けば、頭の中で和音が自然と浮かんでくるはずです。そこからコーラスをイメージしましょう。最初は難しいかもしれませんが、徐々に慣れていきます。
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