現代人の姿勢バランスの問題点の一つといたしまして、腰のバネの低下を感じています。
いわゆる腰抜けの状態ということになります。
運動不足や座位中心の生活環境のせいかと思われますが、現代人の一つの特徴でありまして。
私たちの背骨は横から見るとSの字の形をしているのがいい状態と言われております。
上から首が前弯、背中は後弯、腰は前弯という感じです。
この中で背中の12個ある胸椎は肋骨がついておりますのであまり動く構造にはなっておりません。
したがって、7個ある頚椎と、5個ある腰椎の状態が矯正をするうえでは重要になってまいります。
中でも腰のバネ(前弯)の低下を戻していくことが重要であります。
ちなみに頚椎はといいますと、細く繊細で重要な血管も通っていますので余程の自信がない限り無闇に矯正をすることはあまりお勧め出来ません。
それよりも腰の状態を変えることにより首の状態も改善されてきます。
例えばですが、よく首や肩に痛みを訴えていらっしゃる方が、腰は平気ですと言われることがありますが。
自覚症状が出ていないだけでして、ほぼ腰にもバランス的に問題があります。
何故かと申しますと、首と腰は連動して動いていますので仕方がありません。
そのため首とセットで腰も必ず見ていかなければいけません。
私たちの身体はパーツごとに単体で動いているのではなく、連動していますので必ず全体をみていかなくてはいけないということであります。
本日も最後までお読みいただき有難うございます。 アカデミア 椛沢裕一
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