物理法則によるとこの宇宙には4つの力が働いているといわれております。
重力、電磁気力、強い力、弱い力です。
私たちの身体が二足歩行を保つにはこの中でも重力を利用しています。
したがって整体とはある意味重力を利用していかに立つ(座る)かの物理学だと考えております。
重力を利用して上手く立つには骨格で立つことが大切です。
それにはいくつかポイントがあるのですが、地球に触れているのは足裏ですので、どこに体重を乗せるかが重要になります。
では、どこに重心を置くかというと、脛骨の真下の足裏の位置に重心を乗せるのが理想的です。
脛骨とはひざ下にある内側の骨、通称「すね」もしくは「弁慶の泣き所」です。脛骨の真下は足の裏でいうと、内踝のあたりになります。そこに重心を合わせていきます。脛骨から地球の中心まで一本の線でつながっているイメージです。
これができないと、脛骨の外側の腓骨の真下=外踝の下から小指の付け根方向に足裏の中心がずれる傾向になります。
すると日本人に多いO脚になってしまったり骨盤が開いたりと、色々な問題が出てきます。
脛骨に体重がしっかり乗っていればそのまま大腿骨、股関節、骨盤、背骨と骨格で立てるようになり、その結果、骨のすぐ近くの、身体を支える為の筋肉、いわゆるインナーマッスル主導で立つことができるようになります。
すると、姿勢もよくなり、疲れにくくなり、痩せやすくなると、良いことずくめということになります。
「脛骨で立つ」を意識してみて下さい。
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