腹が減っては戦はできぬ。と昔から言われていますが、腹が減っては戦ができないのは人間だけでありまして、自然界の動物達は腹が減ってから戦を始めます。
お腹が空いてから、食べ物を求めて動き始めます、狩りを始めます。
その為、お腹が空の時に活動量が最大になります。
そして食事の後は逆に動きません。
私たちの一般的な考えとは逆ですが人間も自然界の動物ですから、学ぶべきことがあるのではないでしょうか？
近年、健康法としてファスティングという言葉を聞くようになりました。
日本語で断食ということになりますが。
ひと昔前ですと、一切の食事を絶つことによって修行や祈願をするなど宗教的なイメージもありましたが。
今では体の負担となる食事を摂らないことで毒素、老廃物を除去し、内臓器官などを休めることを目的とした健康法であります。
腹が減ってから戦を始める自然界の動物たちはごく自然にファスティングをしていることになります。
現代人はとかく栄養の取りすぎになりがちですので、たまには内臓をお休みさせてあげると身体は喜びます。
実際に断食というと敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、以外に簡単です。
たとえば最初は12時間断食法で、夜ご飯を午後6時に取ったら翌日の朝食は午前6時以降に食べる。
さらに慣れてきたら、18時間断食法として、先ほどの夜ご飯後さらに翌日の朝食をぬく方法もあります。
さらに24時間断食法。夕食後、翌日の夕食まで何も食べないという方法です。休日などを利用して行うといいと思います。
ここまででしたら一人で行っても、問題ありませんが、3日以上やる場合は、専門家のもとで行うのがいいでしょう。それと水分を多めにとることをお勧めします。
ちなみに私は、ここ数年は24時間断食、一日一食で生活していますが、年々体調はすこぶる良くなり、余分な脂肪も落ちました。
ご興味あれば試しあれ。
本日も最後までお読みいただき有難うございます。 アカデミア椛沢裕一
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