贅沢な夢 | 日日是好日

日日是好日

毎日を、「いい日」にしたい。

久しぶりに学校の人たちに会う。

仕事帰りだし明日も仕事だし、ちょっとめんどくさかったけど

日中、お客さんの負の部分を投げつけられて、受けとめ損ねた分疲れてた。

みんなに会ってそれが少し減ったような気がしました。


あぁーそうだ 私たちは服をつくるのがすごく好きなんだって

思い出したかんじだった。

色とりどりの布、まとまりのない個性。

みんな一生懸命、作ってきた。

まとまりのなさは、一生懸命という線で一本につながってる。

仕事あるから時間がないのは本当によくわかるし、めんどくさくなるのもすごくわかる。

でもみんな、形にしてきた。

そういう、原始的な情熱にふれてきました。

自分もそれを持ち、それに応えたいと思ってきた二年半。


私は私なりに区切りをつける。

服づくりとも新しい関係を作りたいし、なまじっかセンチメンタルに振り返りたくない。

卒業して仕事をすれば、どっちにしても「生活」が巨大になる。

服も夢も現実になれば姿は変わる。

その前のつかの間。

私たちは多分、すごい贅沢をしてる。

服と遊べるなんて贅沢だ。。


電車がもう死ぬほどやだとか、一人暮らししたすぎるとか、だから今がまんして働くとか、やっぱり貯金したいなとか、国民年金がいいよなとか

私は本当に、生々しい現実の中で生きていて

それは就職先が決まってからさらにましていて

だからこの夢を、すごい贅沢に感じる。


やっぱりめんどくさいけど

みんなの一生懸命を見て、笑顔を見て

なんとなく心が軽くなる。

だからずっとやめられなかった。

今回で最後。

最高に贅沢な夢を見ようと思います。


なんか、仲間たちは私の抜けている部分も含めて認めてくれていて

それってありがたいなぁと思う。

友達宅でごはん作って食べる会やります。

それだけのことだけど本当に楽しみ。

むかし「いちばん楽しいのって何してるときか」ときかれ

「友達と遊んでるとき」と答えた。

気の置けない人と過ごす時間はやっぱりかけがえがないのです。