今週から
パリはだいぶ
バカンスモードが終了して
ビジネスモードに切り替わりつつあり
街に交通渋滞が復活してきました
そんな中
親友男子達がパリ到着
ランデブーがてら
宿泊ホテルを
覗かせてもらいました
パリでホテルに滞在することがないので
シックな内装のホテルに来ると
色使いや装飾品など
とても興味がわき
楽しいです
廊下に飾られていた
写真とアンティーク小物
あまり知らないのですが
きっとパリには
シックな内装のお部屋があるホテルが
たくさんあるんだろうな～
食通の彼らと
選んだビストロは
ここ最近のパリの話題のビストロのうちの一軒
「L'Ami Jean」
私達は
13時30分に予約していたのですが
一回転目のランチの人達が終わるまで
しばらく
気持ちのいいお外で待つことになりました
軒先で
ワインを立ち飲みしながら
運ばれていく美味しそうなお皿の数々を眺め...
奥の厨房からは
威勢のよいシェフの声が
聞こえてきます
ほどなくして
席に案内され
ワイン持参で席につきました
パンは
プージョランのパンでした
この
ほどよい酸味が
たまらない～
前菜で頼んだ
パテ・ド・カンパーニュ
おいしすぎました～
取り放題のパテ・ド・カンパーニュ
食べ過ぎ注意です
シャンピニオンのソテー
たまりません～
私達のテーブル担当のギャルソンは
面白い人で
私にメイン用のお皿を置いてしばらく経ったら
「食べ終わった
」って聞いてきたり...
「アリガトー
パドゥガトー（pas de gateau)=(ケーキのない）
シュールバトー（sur le bateau)＝（船の上の）」
という
フランス語と日本語を組み合わせた
ごろ合わせ的な不思議な冗談を言っていたのですが
この彼流ごろ合わせが
かつてフランスに住んでいて
フランス語がペラペラの親友の笑いのツボにはまり
親友は大うけしていました～
お昼間から
白、赤ワインを頂き
途中からテンションマックスになり
ただの酔っ払い
になってきた親友はこのごろ合わせがなかなか覚えられず
「あれ、なんだっけ～
」とか言って
何回も練習していました、ぷぷぷ
私のメインはホタテ
友人達はそれぞれ
ris de veau=子牛の胸腺肉と
三箇所の部位の羊肉グリルを注文
よく飲み
よく食べる人達とのお食事は
楽しいです～
デザートは
このお店のスペシャリティー
「riz au lait」＝「ライスプディング＝お米の牛乳煮」を注文
お米を甘く煮るデザートなんて
ありえない～
と日本人なら誰でも感じますよね～、でも、フランスでは
お米を牛乳で甘く煮てデザートに食べる習慣があるんです
私は
スーパーで売っている「riz au lait」は
買うことがありませんが
ここ「L'Ami Jean」の「riz au lait」は
パリ一美味しいと思っているので
友人達に希望を聞かないまま
勝手にこのデザートを注文したのでした
「ris au lait」に
塩バターキャラメルのムースと
干しぶどう、ナッツ類の乾き物をのせて
とても美味しいデザートとなり...
親友男子いわく
「俺は、40歳前にやっと卒業した
」なんでも彼は
小学校2年生の時に
給食の時間に牛乳をご飯の上にこぼしてしまい...
「給食は残さないように
」と言われていたので無理やり飲み込んで食べたところ
具合が悪くなり、倒れて
運ばれたら、盲腸と診断され
そのまま入院した、とのこと。
それ以来
ぜーったいに
牛乳とご飯は一緒に食べないと決めたんだとか。
「riz au lait」を三回もおかわりした彼は
大の苦手だった
牛乳とご飯を克服
しただけでなく「主席で卒業」したのだそうです
今が旬の
ミラベルのデザート
よく食べて
よく笑った
お昼時でした～
ビストロ「L'Ami Jean」
住所： 27 Rue Malar 7区
電話番号：