レストラン「LIPP」へ行く機会があり
大喜びで出掛けました
よく晴れて
人通りも多い
週末のサンジェルマンデプレ
「BRASSERIE LIPP」
151 Boulevard Saint-Germain 6区
メトロ：サンジェルマンデプレ駅
待ち合わせの時間より少し早く到着した私は
「LIPP」の前でぼんやり
お向かいの、お気に入りの「Cafe de Fleur」を眺めていて...
目の前に
黒塗りの車が止まったな～と思いながら見ていたら
きゃ～
数日前に
Rue Cambonのシャネル本店で
いつも丁寧に担当してくれる、お気に入りの店員さんの手があくのを待っている間
ソファに腰掛けて
モニターに流れていた
2010年春夏コレクションのショーに釘付けになっていただけに
あまりにも偶然で突然の出来事に
パパラッチする手もプルプル震えました～
ちなみに、
私が見ていた
2010年のシャネルコレクションのショーは
コチラです
すっかり有頂天になってしまった私は
一人「LIPP」前でテンション最高潮
全員揃い
ルンルン店内へ入って行きました～
この、「LIPP」の1階奥に飾られている写真が
大好きなんです
この写真を見ると
今日も「LIPP」に来たんだ～と実感します
気の強そうなマドモアゼルが
いかにもフランス人っぽい指使いで
誰かを呼んで
タバコの火をもらおうとしているようですよね～
この写真を見ると
思い出すシャンソンがあります
フランス人なら誰でも口ずさむことが出来る
いにしえのシャンソンを聴きながら
しばし、古き良きフランスに
タイムスリップしてみて下さい
今は亡きエディット・ピアフが歌う
「Je ne veux pas travailler!」＝「働きたくないわ！」
というこのタイトルのシャンソンの
サビの部分は
「Je ne veux pas travailler～働きたくないわ～
Je ne veux pas dejuner～食べたくもない～
Je veux seulment oublier～ただ忘れたいだけ～
Epuis, je fume～そして、私はタバコを吸う～（ふ～っと一本吸う、みたいな感覚かしら
）」と終わります
フランス女性がタバコを吸う姿が
私の中で、典型的なフランス女性の姿のイメージとなるのは
このシャンソンのせいかもしれません
そして、この「LIPP」の
クラシックなフレンチキュイジーヌも大好きで...
卵のコンソメゼリー寄せは
食べたかった前菜のひとつ
特に、「LIPP」の一品は絶品です
前菜は皆でシェアすることにして、
ポアローねぎのビネグレットソースも
酸っぱ過ぎず絶品でした～
旬のホワイトアスパラは
一緒にホーランデーズソースが出てきて
お料理がドイツ料理っぽいというか
アルザス料理ですね
「LIPP」のパンは
7区などに店舗のある「Julien」のパンだそうです
有名なパン屋さんだということで
気になります～
このレストランのギャルソン達は
黒い服に真っ白のエプロンというクラシックな服装で
てきぱき動いています
メインはシュクルートを注文しました
（上の写真は二人前
）常連さんらしき人達が多く集うこの「LIPP」で
雰囲気もよく、お料理も美味しく大満足で
カール・ラガーフェルドさんのピカピカのお姿も拝見出来たし
今日も「LIPP」に来て
本当によかったです～
デザートは
周りの人達がほとんど注文している
ミルフォイユを注文しました
ギャルソンが一人前を切って持って来てくれたので
写真は半人前のミルフォイユです
カスタードクリームにラム酒が効いていて
大人の味のケーキでした
大好きな
サンジェルマンデプレの夜は
今宵も楽しく暮れて行きました～
