きっと天罰。。。 | 笑う門には猫来る

笑う門には猫来る

変わり種アビシニアンと犬一点Mダックス
全盲猫リッキィ&里親会出身2にゃんに
スコ混じり三毛猫とやんちゃ坊キジ白猫
2018年夏新加入のミルク飲みっコ3兄妹
更に翌年保護したエイズキャリア子猫
にゃんやわんやの日常を綴った日記

 

 

ミィが急死してから10日以上経ちました。。。

 

 

まず

 

 

お悔みのコメントをくださったみなさん

 

 

温かい言葉をかけていただき本当にありがとうございました。。。

 

 

それなのに

 

 

お礼も言えない失礼をどうかお許しください。。。

 

 

泣いても泣いても涙が枯れることはなく

 

 

そんな中

 

 

仏具を揃えたりミィの居場所を整えたり位牌はどんな感じにしようかなど

 

 

事が少しずつ前に進むにつれ

 

 

“あぁ。。。本当に居なくなってしまったんだな”という寂しさを痛感する日々。。。

 

 

当日の朝までこれまでと変わらない普段のミィだったので

 

 

まさか

 

 

その日の午後に永遠の別れが来るなんて誰が想像したでしょう。。。

 

 

10月21日(金)午前7時20分

 

 

出勤支度をするためいつものように二階の寝室にあがった私の目に飛び込んできたのは

 

 

キューブベッドで寝ていたミィが吐く寸前の姿

 

 

急いで駆け寄りミィをベッドから床におろした途端大量に吐き戻し

 

 

よろよろと歩きだした先でまたもや吐いてそのまま私たちのベッドへ飛び乗り

 

 

舌を出し苦しそうなうめき声をあげながらハァハァし出したミィを見て

 

 

洗面で身支度を整えていたダンナを急いで呼び

 

 

尋常じゃないミィの姿に半ばパニックになりながら必死でミィの体をさすりつつ

 

 

かかりつけの病院に電話を入れたのですが

 

 

“診察可能な場合には折り返しお電話します”のガイダンスが流れたまま携帯は鳴らず。。。

 

 

同僚が休みなのでどうあっても出勤しなければならなかったダンナに

 

 

「悪いけどミィちゃん頼むよ」と言われ

 

 

実はあの日

 

 

同僚で部長のお母様の告別式に参列しなければならなかった私ですが

 

 

そんなこと言ってる場合じゃない!ミィの方が大切!!

 

 

社長に状況を説明すると

 

 

二つ返事で半休の許可がもらえたので急いでミィを病院へ連れて行きました

 

 

道中何度か下痢をしたのでそのたびシーツ交換をし

 

 

それでも診察開始時間より30分以上早く到着したので

 

 

「駐車場で待機しています」と留守電にメッセージを残したところ

 

 

その15分後に先生が。。。その数分後には動物看護士さんも来てくれて

 

 

少し早めに診てもらうことができたのですが

 

 

レントゲンと血液検査の結果

 

 

膵臓の値が正常範囲から倍以上の数値にまで上がっており

 

 

「胃と腸に詰まりはないけど胆石ができてます!

でも、血液検査の数値にはこれが悪さしてる感じは出てないんですよね

問題なのは血管があまりにも鮮明に映りすぎてることかな」と。。。

 

 

腎臓の数値が上がったのなら納得もいきますが寝耳に水の“膵臓”です

 

 

しかも

 

 

「膵臓自体が薄くなっているために血管が見えてるんですよね」と言われ

 

 

なぜそんな状態になってしまったのか?何がなんだかわからない私に

 

 

「とりあえず膵臓の薬を出しますのでこれを飲ませて様子を見てください

ただ、ミィちゃんはすでにたくさんお薬飲んでるので。。。」と

 

 

4種類飲ませている薬のうち2種類をストップするよう指示され

 

 

「万が一急変したらまた連れてきてください」と言われ一旦帰宅することに。。。

 

 

その時点でのミィです↓

 

 

 

家に着きキャリーから出してあげると

 

 

リビングに置いてあるお気に入りのベッドに入ったのですが

 

 

ケリィやらリッキィにしつこく匂いを嗅ぎまくられそれが嫌だったのか?

 

 

部屋をあちこち動き回り落ち着かない様子で階段を上がっていったので

 

 

私もついて行き寝室に入れ(アビィとマリィの関係で午前中はドアを閉めているため)

 

 

少しそのまま様子を見ていたところ

 

 

自分のベッドに入り丸くなったため“大丈夫そうかな。。。”

 

 

ミィの吐き戻しで使えなくなったベッドパッドを購入しにほんの30分だけ家を留守にし

 

 

戻ってきてすぐ様子を見に寝室に入ったら

 

 

パッドのないマットレス上に吐血したあとがあり

 

 

それを拭き取っている間にミィが苦しそうにまた吐き出し

 

 

私のいるベッドに乗ってきたと思ったらそのまま倒れ

 

 

「えっ?ミィちゃん、どうしたの!?」と立たせてあげようと体を起こしたら

 

 

失禁していることに気づき息も荒かったので

 

 

「先生!ミィが急変したので今から連れて行きます」と病院に電話を入れ

 

 

ぐったりしているミィを連れ車を急がせました

 

 

「ミィ!ミィ!大丈夫だからね!しっかりして!!」

 

 

そうずっと声をかけ続けながらノロノロ走る前方の車にイライラしていた私

 

 

その直後

 

 

突然激しく痙攣したミィに気づき“エっ!なに?”と思いながら体に触れると

 

 

息をしていないようで。。。

 

 

「ウソでしょう?ミィちゃん!悪い冗談はやめようよ!ねぇ、ミィ?ミィ?」

 

 

この時点で気が動転していた私は

 

 

普通なら病院へ行くのを止めて家に引き返すのでしょうけど

 

 

「病院に着いたら先生が蘇生処置してくれるから大丈夫!それまで待ってて」と

 

 

なぜかそんなバカなことを思いながら病院までミィを連れて行きました。。。

 

 

到着して

 

 

「先生!ミィ息していないようなんですけど」と涙ながらに訴えると

 

「エ?息してない!?」

 

 

そして

 

 

「あ。。。完全に瞳孔開いてますね!もしかしたら膵臓破裂しちゃったのかも。。。」

 

 

“えっ?破裂?なに、それ。。。なんで!?”

 

 

なぜそんな状態になってしまったのかを先生に聞く余裕もないまま

 

 

「今までお世話になりありがとうございました。。。」

 

 

そうお礼を言うのが精一杯だった私は

 

 

力なく帰路に着く途中で車を停めダンナに電話をかけ

 

 

「もしもし?ミィね、逝っちゃった。。。」

 

「エっ?嘘だろ!?なんでいつも俺が居ないときなんだよ!待ってろって言ったのに」

 

 

電話の向こうでダンナが泣きだしそれを聞きながら私も号泣。。。

 

 

「あとどれくらいで家に着く?」と聞かれ

 

「10分くらいかな。。。」

 

 

たまたまこの時間に自宅周辺で仕事ができたらしく

 

 

私が帰宅するのをダンナが外で待っていて

 

 

玄関に入りキャリーからミィを抱き上げ

 

 

「まだあったかいじゃねぇかよ!なんで待っててくれなかったんだよ、ミィちゃん」と号泣。。。

 

 

異様な雰囲気を察したアビィたちが近寄ってきたので

 

 

ケリィを抱きしめながら私も号泣。。。

 

 

しばらくして

 

 

「そろそろ仕事に戻らなきゃなんないからミィは俺のベッドに寝かせておいて」と

 

 

泣き腫らした目のまま車に乗り込みサングラスをかけたダンナ。。。

 

 

言われた通りミィを2階の寝室に連れて行くとマリィとレィがそばに来たので

 

 

 

 

 

 

「レィ、ミィちゃんにもうペロペロしてもらえないんだよ。。。」

 

 

ダンナが定時で帰って来るまでの間ミィのそばでずっと泣き通し。。。

 

 

今年の夏

 

 

マリィのマイコプラズマ関係で医療費がかさんだこともあり

 

 

「ミィは数値が安定してるから大丈夫かな」と

 

 

それまで定期的に受けていた血液検査を一度だけスルーしてしまったことをとても後悔し

 

 

もしあの時通常通り血液検査を受けていたら

 

 

ミィを苦しめることもなく

 

 

こんなに早く逝かせてしまうこともなかった

 

 

「すべては私のせいだ」

 

 

自分を責めひたすらミィに謝り続けました。。。

 

 

そして

 

 

「何でもします!だからお願い、ミィを返してください」

 

 

泣きながら天に向かって懇願しました。。。

 

 

でも

 

 

ミィは戻らず徐々に硬直し冷たくなっていくばかり。。。

 

 

とっても穏やかで誰にでもやさしくあんなにいいコだったのに

 

 

そんなミィがなぜ逝かなければならなかったのか。。。

 

 

それは

 

 

きちんとケアしてあげられなかった私への戒めであり

 

 

「ちゃんと見てやれないやつはこういう悲しい目に遭うんだぞ!」という

 

 

天罰なんだと思っています

 

 

こんなことを言うと

 

 

「そんなことないですよ!ゆっきぃさんはミィちゃんに尽くしたと思います」と

 

 

やさしいみなさんは言ってくださるでしょう

 

 

実際

 

 

「保護当日に命を落としていたかもしれないミィちゃんがここまで来られたんですから」と

 

 

リア友Aちゃんにも言われましたが

 

 

私は誰になにを言われても

 

 

どうしても自分を許すことができそうにありません。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごめんね、ミィ。。。