ロシアの北朝鮮レストラン再開 形態変え外貨獲得手段維持か | 親父と息子の口喧嘩

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ロシアの北朝鮮レストラン再開 形態変え外貨獲得手段維持か

国外で働く北朝鮮労働者を本国に送還する国連決議を受けて、去年末から閉店していたロシアのモスクワにある北朝鮮レストランが1日、中央アジアなどの外国人労働者を雇用する形で営業を再開したことが分かりました。レストランの形態を表向き変えただけで、外貨獲得の手段は維持しているとみられます。

海外で働く北朝鮮の労働者をめぐっては、国連の制裁決議で去年12月末までに本国に送還することになっています。

これを受けて、ロシアのモスクワにある北朝鮮レストランも去年の末から閉店していましたが、およそ1か月半後にあたる1日、営業を再開したことが分かりました。

関係者によりますと、店のメニューは同じですが、接客などは、北朝鮮出身の女性たちにかわって中央アジアのキルギスなどの女性が行い、調理もロシア国籍の男性が担当するなど、北朝鮮の人は働いていないということです。

ただ、レストランにはここ最近、モスクワにある北朝鮮大使館の関係者が頻繁に出入りしていたことがNHKの取材で確認されるなど、北朝鮮はレストランの形態を表向き変えただけで経営に関わり、外貨獲得の手段は維持しているとみられます。

一方、ロシア政府は、北朝鮮の労働者について国連決議に従って送還を進めているとしていますが、実際には、観光と学生ビザで滞在している人たちも多いとみられ、一部の人は労働を続けているとも指摘されています。