親父と息子の口喧嘩(米戦略爆撃機、朝鮮半島上空を飛行) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

親父「 5月2日、韓国国防省報道官は、米韓合同軍事演習の一環で、米戦略爆撃機「B━1B」2機が1日に朝鮮半島上空を飛行したことを明らかにしたそうだ(ロイター 5/2(火) 12:26配信)。

トランプさんやるじゃない。

金さんに会いたいと言ったり、爆撃機で脅したりして、なかなかの役者だなぁ。」

 

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親父「韓国軍消息筋は2日、『B-1Bが1日正午ごろに東海(日本名・日本海)上空に到着し、韓国空軍のF-15Kなど戦闘機数機と連合空軍訓練をした後、カール・ビンソンとも訓練をした』と明らかにしたそうだ(中央日報日本語版 5/2(火) 13:16配信)。

実質的には、米韓合同軍事演習はまだ終了していないということだな。」

 

 

息子 「長らく、アメリカは外交下手というイメージがあった。歴史的に見ても、軍事超大国は外交下手だという。ちょこざいな小手先に頼る必要が無いからだ。

 

ただ、それは職業的政治家の話だったようだ。ビジネス界で丁々発止のやり取りを重ねてきたトランプ氏は、ちょっと違う。

 

右手で握手をしながら、同時に左手で顔を張り合う。それが外交だ。

 

別の話で、北朝鮮の第三位の貿易相手国であるインドが、北朝鮮との貿易を停止すると発表した。

 

経済面からもちゃんとプレッシャーが強まっている。前にも書いたが、レッドライン越えを促す圧力を着々と強めている。」

 

親父「北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、アメリカ軍のB1爆撃機が1日に韓国の上空など朝鮮半島の周辺を飛行したことを、2日未明に伝え、『アメリカが合同軍事演習の終了から1日もたたずに爆撃機を飛行させ、容認できない軍事的挑発を行った』と反発したそうだな(NHK NEWS WEB 5月2日 17時44分)。

そして「アメリカの挑発が朝鮮半島情勢を核戦争の瀬戸際に一層追いやっている」と決まり文句で米国牽制をしたらしいな。

この様子なら、核実験も間近いかも知れないな。」

 

 

息子 「うん。そこへ向かって、北朝鮮の外堀を一つずつ埋めていっている感じだ。」