どんな時もポジティブでいるセラピストのリスク管理が心配 | 毎日をちょっぴり生きやすくするあべもん(安部源生)のブログ

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作業療法士という生活を支える仕事をしています。講演会を全国10ヵ所以上でやっています。内容はセラピスト向けぁと筋膜、東洋医学、心理学。一般向けだとストレスケア、コミュニケーション など


ネガティブは悪いものでポジティブは良いものと見なされているかもしれません。

ネガティブさもいい面もあります。

その最たる例がリスク管理。

ネガティブさはリスクを予想する能力とも言えます。

・昨日寝ていないから体調は悪いなもしれない。
・横から急に人が出てくるかもしれない。
・ベッドで寝てばかりだから急に起きるとめまいを起こすかもしれない。

基礎的なものから専門的なものまで
リスクを感じとる力はある程度のネガティブさが必要です。

では、どんな時でもポジティブだったら?

・寝てなくても大丈夫だろう!
・人なんて急に出て来ないだろう!
・これくらいの運動くらい平気だろう!

目も当てられません。
確かにネガティブ過ぎても困ります。

・寝てないようだから1日寝かせとこう・・・
・人がくるかもしれないから行かないでおこう・・・
・体を起こさないでいよう・・・

何事もバランスが大事です。
ポジティブ心理学の分野では
ネガティブが何割、ポジティブ何割くらいが理想、という話もあるそうですが

ネガティブなこと、リスクをとるか
ポジティブなこと、行動をとるか

選択できる事が大事だと思います。
そして、
それができるだけの知識が必要だと思います。

どんな時でもポジティブでいる、
その前にセラピストとして必要な知識をつけていきたいですね。

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