2017年度がスタートして1か月、新しいクラスに慣れてきたでしょうか。小学校5,6年生は週1回の外国語(英語)の授業が行われています。外国語活動は教科ではないので、現在は、テストも評価もありませんが、2020年までに小学校3,4年生から英語活動が開始し、小学校5.6年生の英語は教科になります。現在は、中学1年生から英語が教科となり、中学校3年間で、英語の基礎で最も重要な文法や語彙を行います。
文法とは何でしょうか。文法は法則だけを覚えるのは、無味感想であり効果も少ないでしょう。
言葉は、文法でできているのではなく、言葉のしくみをわかるために、文法があります。英語のインプットが豊富にあり、英語が聞いてわかる、読んでわかる、だからその文法(しくみ)を学習したらよくわかり、また興味深いとなるよう、小学生は多くのインプット(聞いて読む)をしていきましょう。
中学生は、何度も英語の文を音読しながら、単語も文法も文章も、体にしみこませていきましょう。大学生に英語を教えながら感じることは、中学校の英語が大事であること、英語を聞くことがとにかく重要であることです。中学校3年間で学習する語彙1200語と文法事項は、英語の最も重要な項目です。中学校3年間の文や語彙や文法は、一回やっただけでは身につかないので、形を変え、読んだり書いたり話し、繰り返していきましょう。中学校3年間の英語の教科書を音読し、暗唱していきます。また、英語と日本語のリズムは大きくことなるので、日本語のリズムで英語を発音すると通じないし、英語は、綴り通りに読まないことも多いので、机に座って英語の文字を見るだけの学習では伸びません。英語は必ず聞いてください。
英語のリズム:日本語は書いてあるものすべてを発音しますが、英語は重要な語は強く、and, to, in など接続詞やcan, may, mustなど助動詞、I, you, he, sheも弱く発音します。
I went to Tokyo on Sunday.
I, to, on は弱く発音して、went, Tokyo, Sunday が強く3拍のリズムになります。山見由紀子、他箸「子どもとはじめる英語発音とフォニックス」(南雲堂)が出版されました。
英語の発音の仕方が、読んだらよく分かる一冊です。レッスンで行っていることが詰まっています。