アメリカ・イリノイ州への親子旅から戻って一週間。何もかも大きくて英語に囲まれた生活に、

すでにI miss USA. 高校留学時代から25年ぶりの再会となった友人たち、そんな歳月を全く感じず、

話はつきず、時間はあっという間。感動と喜びの連続の日々。


アメリカ旅では、考えさせられる出来事もあった。

まずは息子の言動。
友人宅で、小学生同志で遊んでいるときは、Will もマリオブラザーズも共通だし、英語力が足りなくても、必死でコミニケーションして、楽しく過ごしていた。
息子も、遊びたいから、必死でききとるし、話しかける。

しかし、大人同士の会話の中に入ることが、旅の後半に増え、
すると当然、私は英語のみ話すので、会話に入れずわからないから、
孤独と焦りを感じていったようだ。

赤ちゃんのような態度、私にべたべたくっついて、ふにゃふにゃいいだしたり、
聞き取れるはずの簡単な英語の質問にも、
自分でききとって答えようとする姿勢がきえ、
全部「お母さん、今なんて言っての?」と、聞いてくるようになった後半。

You are acting like a baby, Kite. とホストママに指摘されたように
BABYになっていった。

シカゴ観光をしたあと、大リーグ観戦までホテルで休息。その間に、
ホテルで息子と向き合い話をした。

私「友達になったkADINと話しているときは、必死で英語も話していたし、聞いていたのに、どうして今は、ぜんぶなんて言ったの?ってすぐに聞いてくるの?」
「赤ちゃんのように、ふにゃふにや言動しているのはどうして?」

息子「英語、わかりたいけど、わからない。くやしい。
わからないから、赤ちゃんみたいな態度になってしまう」
---そして、泣き出した。
息子「どうしてお母さんは英語がわかるの?}

私「お母さんは、あなたよりもっとずっとたくさん学校で英語を勉強して高校生のときに一人でアメリカにきたの。それでも英語はわからなくて半年ぐらいたってやっとわかってきたよ」「だから、あなたが一週間でわからなくて当然。でも、今少しでもわかろうと努力しなかったら、一つもわからないよ。ちょっとずつ、わかるようになってくる、一気にはわからない。でも、必死で聞いていたら少しずつわかるようになるよ」

息子「がんばって聞き取るようにしてみる」「次は、一人でアメリカいきたい。お母さんがいると絶対に頼っちゃうから」「英語もっと勉強したい」

日本は小さい国、日本語は日本人にしか通じない。アメリカ、世界は広い、というこことを、息子が強く感じたようだ。

帰国後の夏休みの宿題「夏の生活」の中に、「夏休みにがんばったこと」作文があり、そこにも

「アメリカにいきました。アメリカ人と話しているときにわからない所だらけで、とても悔しかったです。そのときは、お母さんにっ聞いてちょっとずつわかるようになりました。 いろんなアメリカ人に Your English is getting better 英語うまくなってるね、といわれました。 これからも、もっと英語がうまくなるよう勉強していきたいです。」

と書かれていた。


私は、グループレッスンには息子をいれておらず(母の立場と先生の立場を
私が公平にするのが難しいと思ったので)、週一、グループレッスン同様のLearning worldのテキストとHi-byeカードで、息子とプライベートで指導する時間をとってきた。それでも、ここ半年ぐらいは、さぼりがち。私も、レッスン後に疲れていたり、息子も部活後でくたくただったり。

帰国後、週一の英語指導をお願いしますと息子にいわれ、やれるとこまでやり続けようと、腹をくくりました。
母子指導は、難しいかと思うが、せっかく機会も、やりたい気持ちも教材もある。
友達になったKadin とも、息子が英語をかくことができれば、いくらでも、今後も文通したりできる。話して、伝えて、書いていくことを、やっていきたいと思う。

母の決意でもあります。母子指導は、なかなか難しいでしょうから!

息子は「次は、一人でアメリカにいきたい」と言っているので、
息子は、一人で友人宅に滞在し、私は一人でシカゴ滞在(安全で、きれいな街でまた行きたい♪)日本とシカゴまでは一緒に、という数年後の旅の夢もできました。

飛行機で14時間かけ、時差も14時間あり、
長旅は帰ってからも、いつも眠くて眠くて、たまらない私ですが、
数年後、また、アメリカ旅ができたらな、とその頃には思春期まっただ中の
息子と実現するかは?ですが、また行きたいという大きな思いを
抱いた旅になり、よかった、本当に。

英語が通じる思い、英語を使う思い、それは本当に大事。
英語を使う生活に浸ること、使ってみる通じたらうれしい。
子供たちにも、レッスンを通じて伝えていきたい。
海外へいってみて、滞在してみて、と。

帰国してすぐにレッスンも再開、子供たちの笑顔に、また頑張ろう、
子供たちの未来は、世界をつなぐコミニケーションツールとして、
英語はぜったい必要だよ、と伝えていきたいと気持ち新たに。

さあ今日もレッスンへいってきます。