半分青い 第18回*運命なんは鈴愛と律?? | SHIGAより愛をこめて

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2024年12月13日公開「はたらく細胞」

2025年配信「グラスハート」を応援していきます


NHK連続テレビ小説
「半分、青い。」

■放送概要
□4月2日〜9月29日放送(全156回)
□NHK総合
(月~土)午前8時~8時15
(再放送)午後0時45分~1時
□BSプレミアム
(月~土)午前7時30分~7時45分
(再放送)午後11時30分~11時45分
(1週間分)(土)午前9時30分~11時
■登場人物
永野芽郁(ヒロイン・楡野 鈴愛)
松雪泰子(鈴愛の母・楡野 晴 役)
滝藤賢一(鈴愛の父・楡野宇太郎 役)
中村雅俊(鈴愛の祖父・楡野仙吉 役)
上村海成(鈴愛の弟・楡野草太 役)
風吹ジュン(鈴愛の祖母・楡野廉子 役 / ナレーション)
佐藤 健(鈴愛の幼なじみ・萩尾 律 役)
原田知世(律の母・萩尾和子 役)
谷原章介(律の父・萩尾弥一 役)
余 貴美子(町医者・岡田貴美香 役)
矢本悠馬(鈴愛の同級生・西園寺龍之介 役)
六角精児(龍之介の父・西園寺満 役)
広岡由里子(龍之介の母・西園寺富子)
奈緒(鈴愛の同級生・木田原菜生 役)
高木渉(菜生の父・木田原五郎 役)
池谷のぶえ(奈生の母・木田原幸子 役)
古畑星夏(伊藤清 役)


■第3週「恋したい!」
4月16日(月)~4月21日(土)放送

1989年。高校3年生になった鈴愛(永野)は、同じ日に生まれた律(佐藤)、幼なじみのブッチャー(矢本悠馬)や菜生(奈緒)と同じ高校に通っている。都会にはバブルが絶頂を迎えているというが、鈴愛たちの住む田舎町はその恩恵に預かることができず、晴(松雪泰子)と宇太郎(滝藤賢一)が営む「つくし食堂」の売り上げも右肩下がり。そんな梟町に目をつけたのが東京のリゾート開発会社。ある日、ワンレンボディコンの美女・瞳(佐藤江梨子)が町に現れ、テーマパークを作る計画を持ち込む。都会の風に翻弄される商店街の人々。時を同じくして、これまで浮いた話が1つもなかった鈴愛と律にも、卒業を目の前にして運命的な出会いが訪れる。



■第18回 あらすじ
「なんで?なんでまた遅刻?今月2回目や」
教室の真ん前に立たされて、担任からこっぴどく叱られる鈴愛。
「すいません…!」
と謝りつつ、にやけてしまう鈴愛がそこにいて…
どうやら今朝の出来事を思い出しているらしい。
それはあの男子高生との運命の再会…
「カセットテープ拾ってくれた人〜!」
その聞き覚えのある声に、遅刻承知でバスに乗らなかった鈴愛。
運命なのか、2度目の対面を果たします。
しかし「すいません!」と謝る男子高生。
「実は…偶然じゃないんです。本当は何度も見ていて…、3回ぐらい声かけようとして…でも勇気なくて…でも今日やっと、今日勇気出しました…!」
なんとも純朴な…!!
鈴愛がバスに乗り遅れたのにも「送りますから乗ってください!」と申し出ます。
「でも、方向違いますよね?西高ですよね?学帽のエンブレムで…」
「あぁ。…あの学帽は創立記念日だけなんです。なんとなく…創立記念日は…」


「真面目なんですね」
「いえ…」
そんなホヤホヤのやり取りを思い出しながらニヤついているのです、鈴愛は。
あの人…悪くないのかもしれない♪♪
「お前、さっきから俺の言うこと聞いとんの!?」
「…すみません」


律が自転車を押す帰り道、鈴愛は浮かれた様子で隣にやって来てはしゃぎます。
「こんな可愛い人見たことないって!あなたのように素敵な人に会ったことない!まるでどっかの国のお姫様みたいっ…」
「それは言ってないやろ、新聞部」
「あっ、バレてもた。…けど、こんなに可愛い人見たことがないってのは本当や♪♪」


鈴愛がはしゃげばはしゃぐほど、律の声色は怒りを帯びて…
「猿のくせに…」と呟きます。
「は?」
「お前は生まれた時猿やった…!」


「なんだこの猿…」


その頃、菜生はブッチャーと作戦会議。今日はわざと2人で帰らせたらしい。
「2人は同じ日に生まれとる。…しかも7月7日。言ってみれば運命の2人なんや。だからここはあえて2人にしてみる。…山が動くかもしれんなぁ」と菜生。
ブッチャーはそんなことはお構い無しで、いつも通り4人でお好み焼きを食べに行きたかったと愚痴る。
「今菓子パン買ってやったよね?」と睨む菜生。


「私だってお好み焼きがいいよ?…でも今は2人を2人にして泳がせる」
「探偵か?」
「あの2人は何かがあったらどうにかなるかもしれんと、私は常々睨んでいました」
「ほやな…」と立ち上がるブッチャー。
「それは私だってそこ思わなくはないですよ?」
「ほやろう?!今回のこれは逆にいい起爆剤になるかもしれんと思って…!」


結局、周りは律と鈴愛はそれなりに思いあっていると思われていて、菜生は今回のことでどうにかなれ、動けと念じるくらいの気持ちで。
しかし、本人達は至ってマイペースなわけで…


ともしびにて、こちらは律と鈴愛の作戦会議。
「ほぉ…デート…」
「明治村…!来週の日曜日…!」


「展開早いね…。しかし明治村。ベタやな…」
「デートの聖地でしょ?」
「イルカ池のボートに乗ると別れるらしい」
「どこの池も湖もボートに乗って別れる、ボートに乗ると結婚するという言い伝えは成立しない…!」
「まあそうやな…。ほとんどの若いカップルが別れるもんな」
「そこで律にお伺いしたい…」
「なんなりと。でもこれ奢ってね」
「了解致している。…私はどうしたらモテる?」
「…いや、モテたんやろ?モテたからデートやろ?」
「この先を聞いている…」
鈴愛が言わるとすることをやんわりと察した律は、鈴愛耳を持ってこいという体でおいでおいでをします。


鈴愛が近づけた耳もとで律は呟きました。
「この先は修行が必要」だと。
「…修行」
そしてその「修行」が今ここで始まって、律の言われる通りに受け答えの練習を始める鈴愛。
「えっ、本当ですか♡」
「信じられなーい♡」


鈴愛のリアクションに戸惑う律。
「あれ、俺これ方向間違っとるか?…これOLか?ねるとんの見すぎか?」
眉間に皺を寄せて、律先生。


「とにかく、あんま喋んな」
「はーい…」
とそれはちょっと嫌そうな鈴愛。
「可愛く相槌を打つ…!」
「うん♡」
「もうちょっとや!」
「んふふ♡」
鈴愛がぶりっ子すればするほど、どうにも律にはしっくりこない様子。
「…鈴愛は喋ると面白い」
「それはよう言われる…!」


「でもな…鈴愛。女の子は面白くなくていいんだ。…可愛く、おとなしい方がいい」
そう結論を出された鈴愛。
「知らんな〜…」とほうけます。


「私はずっと何かを間違えてきとったか…?」
「…とにかく機関銃のように喋ってはアカン。来来軒のラーメンの替え玉もアカン…」
「ラーメンの替え玉もあかんのか!?そんなのもう恋なんかしんほうがええ!!」
手の施しようがないのでは、と律もお手上げ状態。


服選びの鈴愛と晴。
「これなんか可愛いないぶりっ子すぎるやろかー?」と鏡の前で衣装合わせ。
「お母ちゃん、お母ちゃんのデートやないで」
「あっ、そうやった」
そこへ宇太郎。
「なんや、ファッションショーか?」
「鈴愛がデートするんや」
「初デート♡」
嬉しそうな2人の様子にようやく事の次第を理解した宇太郎は慌てて仙吉と草太の寛ぐ居間へ。
鈴愛の初デートに驚愕しつつ、結局男3人の恋愛自慢に花が咲いて…


そして、いよいよデート当日。
鈴愛は晴に明るく送り出されました。


そこへやって血相変えて来た菜生ちゃんのお母ちゃん。
「これ山田ユニホームから届いたんや。ギフサンバランド!どんな体型の人でも踊れるサンバルックが300着!」
「300着も!?」
「4600円かける300着で138万円!
あの人…勝手にこんなもん発注しとったの!きっとあの女狐にそそのかされたんや〜!」
「ちょちょちょちょ!うーちゃ〜ん!!」慌てて宇太郎を呼びに行く晴。


この日、律は部屋でぼんやり
何をする気力もなさそうです。


そんな後ろ姿を見つけて、和子が律の部屋に入って来ます。
「なんか?律…どうしやった?心ここにあらず?」
立ち上がって「…ごちそうさま」と呟くと、マグカップを和子に渡し階段をおります。
そしてピアノの前に来た律は、おもむろに弾き始めました。


その横顔は何とも寂しそうで、今頃鈴愛はデートか…という律の心の声が聞こえてきそうです。


さて、こちらは初デートの鈴愛と新聞部小林くん。


もう挨拶からしてぎこちない鈴愛でしたが、鈴愛に好意がある小林くんにはそれはそれは初々しく映るのでしょうね。


はい、その頃律には外から笛の音が聴こえた気がして窓を開けてみますが、明治村の鈴愛がこちらに来るはずもなく…


力なくピアノの前に戻った律 は、そのまま鍵盤に顔を埋めてしまいました。
誰もが鈴愛のデートの成功を信じていました。
もちろん、なんとなく気分が晴れない律も、律なりに…




ウインク菜生も結局鈴愛には律、律には鈴愛と思ってたんですよね。で、結局それぞれ違う相手を見つけてきたわけだけど、それがきっかけでお互いの想いに気づくといいな、と菜生はそこまで読んでいるわけで。今日は律と鈴愛の今後の関係において重要な回だったと思います。

あの2人は何かがあったらどうにかなるかもしれんと、私は常々睨んでいました。

ショボーン律のピアノも切なかったなぁ。なんだか心の晴れない律。なんといっても、その恋が上手くいくように自ら指南しちゃったんですからね。自分の気持ちに気がついてなければ自己嫌悪もないでしょうけど、でも鳥の声を笛に聴こえちゃうとか、さみしー。つらー。それにしても、律と鈴愛のレクチャータイム、どちらも可愛かったな。これ、可愛すぎでしょ(笑)↓↓↓