私は40歳で
自動二輪の免許をとった。


自分の息子と言っても
おかしくない程の
若い10代の男の子達に混じって。




学科は難なくパスしたが
実技は惨澹たるものだった。


特に、一本橋と呼ばれる
細い平均台の様な橋を渡る課題には
かなり手を焼いた。




呆れ顔の教官は、
私にいつも、こう言った。



ほらほら!
下を見ない!!

足元ばかり気にしてるから、
バランス崩して落ちるんだよ!!

前を見て、前を!!!




今でも時々、
私はこの言葉を思い出す。



もっと先を見て!

自分が行きたい所、
到着点をイメージして!!

そしたら絶対に落ちないから!!!





そうだ。

昨日や今日の、
小さな出来事に捕われて、


肝心な事を見失ってはいけない。



未来をみつめて、
しっかりと歩を進めよう。





たとえそれが、
永遠に続く、
長い一本橋だとしても、



前を向いて、
歩き続ける限り、


私が落ちる事はない。























只今、なかなか時間のやり繰りが難しく、皆様の所へ訪問する機会が激減しています。ぺたや来たよも出来ない状態で、本当に申し訳ありません。


こちらも宜しくお願い致します。
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