London Elektricity | ababaとmusic

London Elektricity

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London Elektricity/Power Ballads

今回はジャケ買いではまず買われないであろうダサイちょっとお茶目なジャケットながら中身はこのジャケ写からは想像のできないバキバキのかっこいい音で一般的にドラムンベースという音に分類されるアーティスト、London Elektricityの3rdアルバムの紹介です


まずドラムンベースというジャンルですがもともとはジャングルっていう音楽のジャンルから派生したものです ジャングルはというと一言で言うと高速ブレイクビーツみたいなもんだと思ってくださいブレイクビーツはというと音楽におけるドラムの演奏のフレーズをコンピューターとかで分解してまた再構成する音楽の総称だと思って下しあ

そんなわけで要は高速で複雑なリズムのベース音を持った音楽がドラムンベースってな感じです ジャンルなんてモノはいい音楽には関係ないんやけど説明する時や好みを共有する時には使わなしゃあないですね


London Elektricityはそんな高速で複雑なリズムを持った曲をたくさん演奏する(つまりドラムンでない曲もある)、でもコンピュターだけでなくて生音も積極的に取り入れるトニー・コールマンっていいう上のアルバムジャケット写真の人です 
もともと2人やったんですが相方のクリスはドラムンベースのレーベルであるhospital recordsの運営に専念するってことで今は上のジャケットの人が独りでやってます


今回紹介するアルバムpower balladsは3作目になります2005年発売です 俺はこのアーティストのアルバムのなかで一番好きです
あんな上のジャケットの人ですが曲はちょうかっこいいよ!そもそもドラムンベースって結構マイナーなジャンルやけど、っていうかどうやって踊るのとかよく言われるけど、ドラムンベースはめちゃかっこいい音楽だよ!個人的にはミニマルテクノと並んで夜の高速道路で聞きたいジャンルだよ 
このジャンル自体音がなんていうか未来的なんですね、近未来都市のこうなんかタワーだらけの、んで夜にこうタイヤの無い車が走っているような近未来を思わず思い浮かべるような・・・まあこのアーティストの外見はもろ現代ですが曲は結構近未来を予感させてますなんてね


もう音楽が基本巻きなんですね 音楽にあわせて動いてたら身体がどんどん前のめりになるような 高速フレーズがどんどん反復しながら変化したりメロディが増えていくこの感じは熱心なフォロワが多いジャンルというのも頷けます
そして結構このアルバムは聞きやすいつくりで、どっちかというと曲調もテンションも上がり目になるような曲がほとんどです 生な音が気持ちよくバシバシ身体に入ってきてとにかくノれる ボーカルもかっこよくてライブ感満点のアルバムです ドラムン聞いた事無い人でも入りやすい 


とりあえずちょっとはこういうドラムンのアルバムを持っといて夜の高速とかで満を持してかけちゃうとたぶん助手席のあの子や運転席の彼はちょっとテンションあがってくれんじゃないですかね、俺ならこんなんかかっちゃったら後部座席にいてもテンションくっそ上がりますねたぶん俺だけですが


London Elektricity - Out Of This World