Songs of Seven Colors (compilation album)

Various Artists/Songs of Seven Colors

エレクトロニカチルアウトなジャンルが好きな俺としてはこういう音楽好きな人がまわりにいないというのはちょっと寂しいわけで、
ダンスミュージック好きはちょこちょこみかけるようになりましたが、こっちが好きな人はほぼいません　めちゃ残念なことですが、実際じゃあなんかおすすめのエレクトロニカを聞かせてよとか言われると少し困るのも事実だったりします


そんなことを考えていたある日なんか用事で東京に行ってたとき渋谷のHMVになんかCDがあるのを見て、それがこの今回のディスクだったというわけで、前置き長いんですがこれがエレクトロニカ聞きたい人に最初に勧めやすいかなっていうやつです

もちろんエレクトロニカアンビエントチルアウトと言っても多彩なんで全員にこれを聞かせていいかというと全然駄目なんですが、なんていうかゆるふわカフェラウンジ森ガールスイーツ愛され系っていうんですかね、よくわかりませんがそういう感じな生活スタイルが好きなひととかたぶん好きかと　まあぶっちゃけだれが聞いてもいいけどね
個人的には小悪魔agehaとかeggとか好きな人がこういう音楽を実は家で聞いてます、とかだったらもうヤバいですけどねそのギャップにやられますね　まさに小悪魔ですね　


ようはこのコンピレーションアルバムは盛り上がらないエレクトロニカのコンピになるわけです　日常なんですね
クラブミュージックは非日常だと基本的には考えてます。それをクラブで爆音で聞くことで快感と逃避ができるわけでどっちも好きな俺はそりゃクラブが好きになるわけですが、このアルバムにある音楽は、日常を音楽にしている、という感じです


別に日常が盛り上がらないというわけではなく、日常でも盛り上がることはたくさんあるけど、盛り上がらないいわゆる普段という時もとても大切な時間なわけで・・・
そんな普段が実はとてもいろんな色彩に満ちている気持ちのいい世界だったりするんだ、ということを伝えてくれるような、そんなエレクトロニカミュージックがこのアルバムにはおさめられています　なんて勝手なこと言いますがでもジャケットはそんな感じなんでそんな感じでお願いします


そんな訳で自宅の休日にかけるもよし、カフェや雑貨屋でかけるもよし、聞きながら街歩くもよし、寝る前に小さな音で聞くもよし、あえて聞かないもよし、まあ好きに聞けばいいよ!

ちなみにこのアルバムに参加してるアーティストのうちausとgutefolkとkettelは過去の記事にもう取り上げてますが、取り上げてなくてもこのあたりのエレクトロニカ好きならたぶん８割以上わかるくらい有名なアーティストてんこもりなんで、入門盤としておすすめ!


The Boats - Sarah Alice