小林大吾 | ababaとmusic

小林大吾

$ababaとmusic
小林大吾/1/8,000,000

小林大吾と言えば、ポエムです。


小林大吾は東京のアーティストで、17歳から詩を書き始めて、2003年の新宿スポークン・ワーズ・スラム(SSWS)という大会で準優勝するという偉業(本人曰くびっくりするくらい無意味な勲章らしいですが)を達成して、その後作った2005年の1stアルバムがこの今回紹介するやつです。


まずあれですね、スポークン・ワーズ・スラム(SSWS)ってなんやねんってかんじですよね、これは言葉を主としたパフォーマンス、つまりまあなんでもいいんですが代表的なのがラップだったり演説だったりポエトリーリーディングなわけでそれを出演者が行い、審査員や観客がそれに点数をつけるってな内容の大会です。アメリカの映画とかこのスポークンワーズスラムの大会の映像とかたまにでてたりしてますね、いやあれはMCバトルか。

個人的にこのスポークン・ワーズ・スラム(SSWS)、一度見てみたい。めちゃおもしろそう
有名どころだと降神の人とかこれに結構出てたりしてますね、降神はまたいつか取り上げると思います


それで準優勝した彼の1stなわけですが、彼は詩人です。アルバムのそこかしこにポエムがあります。ビートはヒップホップのそれを思い浮かべてくれたらいいです。ただその上にのっかるのがいわゆるラップではなくて、ポエトリーリーディングです。それが耳さわり的にとても新鮮に聞こえて、ものすごくかっこ良く聞こえて当時聞き始めはなんかテンション高かった記憶があります。Tha blue herbとかあたりに少し近いですかね、でもまた違う このあたり好きな人は多分すきになると思います。あとポエム好きも要チェックですね。詩は詠むだけで完結ではないんですね。


ちなみに2ndアルバムの詩人の刻印も、結構1stの様な固いバキバキの曲はないけどソウルフルでちょっとポップサンプリングやってたりして楽しませてくれます、個人的には詩を含めると2ndがよくて、曲のほうの感じは1stが好きやったりします。でも2ndの手漕ぎボートは個人的名曲だと思う



手漕ぎボート/小林大吾