模擬試験について(メンタル編)
この時期になるといろんな資格セミナーから模擬試験の案内がきますよね。
模擬試験なんて時間の無駄なんていう人もいますが、Kantan-kunは「時間とお金が許す限り受けた方がいい」と思います。
理由はいくつかありますんで順番に説明します。
●試験の雰囲気に慣れる
今までみなさんは各科目ごとに勉強してきたと思います。
科目終わりの到達テストなんかは受けたかもしれませんが、それはせいぜい1~2科目ごとだったんじゃないでしょうか?
本試験では、すべての科目を1日で行います。
例えば、午後からの択一式は、7科目を3時間半でこなさなければいけません。
1科目あたり30分ですね。。。
と考えるのは間違いです。
この計算では”疲労”を考慮していません!!
以前、練習で42.195km一回も走らずにフルマラソンに初挑戦したオリンピック候補の選手 がいました。
この人は30km付近までは独走でしたが、その後にペースダウンし、3回も転倒、、、
最後にゴールしたときにはフラフラでした。
この人は42.195kmを30kmの1.5倍と考えていたんでしょうか?
一度試験を受けたことがある人なら分かると思いますが、本試験が終わるとくたくたになります。
試験のためのスタミナをつける、、、これも模擬試験のひとつの意義です。
●リフレッシュの方法は?
試験問題をず~っと解いていると集中力がなくなってきます。
逆に、問題にのめりこみすぎておかしな状態(ランナーズハイ?)になることもあります。
これ、どちらもいい状態ではありません。
Kantan-Kunは、平常心を取り戻すために、途中で1回わざとトイレ休憩を取っていました。
休憩で5分を使うのはもったいないような気もします。。。
でも、集中力の切れそうな中盤に気分転換をすることで、気持ちをリフレッシュすることができるんです。
(もし可能なら、顔を洗ってもいいんじゃないでしょうか?)
こんな風に「休憩を取ったほうが成績がいいかどうか?」なんてことをいろいろと試してみるのも一計ですよ。
●問題の解き方の練習
上の内容と重なることでもありますが、みなさんは問題を解く順番について考えたことがありますか?
先輩社労士Aさんのお話です。
Aさんも、最初は出題されたとおりに、労基法→国年法と解いていました。
そうするといつも最後に時間がなくなって、苦手な国年法を15分程度で解かなくては行かなくなってたそうです。
で、考えまして、、、ある模試で社会保険から先にやってみたところ、、、
(社会保険→労働保険→一般常識)
ペース配分がうまくいくようになったそうです。
しかも、集中力のなくなってきた中盤に一番得意な労基法が来るので、気分よく解くことができて得点もUPしたこのこと。。。
個人差がありますんで、みなさんすべてに当てはまることではないですが、試してみる価値はあると思いますよ。
これ以外にも模擬試験は大きな意義があるんですが、長くなったので次回にします。
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