5/7(土)は前夜の雨が上がって晴れ渡り、風薫る一日となった。

 

JR京浜東北線・上野駅~山手線・池袋駅

~これまで利用機会が殆ど無かった、東武東上線に乗って

「下赤塚駅」で下車し、板橋区立「赤塚植物園」に向かった。

 

 

下赤塚駅北口~赤塚中央通りに沿って赤塚高台を行く。

下り坂・上り坂~松月院通りと交差する。その間、大きな農家の屋敷が軒を並べる。

 

武蔵野台地の端に位置するため起伏に富み、緑豊かな地域。

一帯には、赤塚城址、松月院・乗蓮寺=東京大仏、美術館・植物園・公園などが広がっている。

 

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■ 曹洞宗/萬吉山/宝持寺「松月院」(板橋区赤塚8-4-9)


1456年、武将・千葉氏が房総(現・市川市)から移って赤塚城を築城。1492年、古寺・宝持寺を菩提寺として松月院と改名。

江戸時代には、徳川家康に御朱印地が与えられた。

 

 

アヤメ

 

クレマチス

  

 

近所の民家にハコネウツギが!!

 

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東京大仏通りを行く。

 

 

■ 浄土宗/赤塚山/慶学院「乗蓮寺」、「東京大仏」(赤塚5-28-3)


1394~1427年頃に創建。郷主・板橋氏の菩提寺になり、1591年、徳川家康から御朱印地が与えられた。

遺体が未だに発見されていない植村直己氏の墓碑がある。
大仏は、浅草・翠雲堂が松戸工場で製造。奈良・鎌倉に次ぐ日本で3番目の大きさと言う。

 

 

訪問客は疎ら。

 

  

 

多聞天(対面に広目天)、三つ葉葵の御紋

  

閻魔(えんま)大王

 

東京大仏

  

 

修験道行者の祖・役小角(えんのおづぬ)

池の中に金色堂内の弁財天が。

  

本堂、その前には多くのハスを植えた鉢があった。

 

 

☆ ここには初夏の花が多い。

 

ブラシノキ(別名はカリステモン、ハナマキ、キンポウジュ)

  

ハナダイコン

ボタン

アヤメ

キショウブ

 

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■ 板橋区立「赤塚植物園」 (赤塚5-17-14)

 

武蔵野の面影を色濃く残す赤塚の丘陵地で、1981年に開園。
ツバキ・サクラ・ボタン・バラ、そして薬草など約600種の園。

 

HPのマップ

 

 

「本園」には、四季・野草・香草の散歩道、針葉樹の森林。

「万葉・薬用園」には、万葉集に詠まれた古代からの植物や薬用の植物。

 

そして、「板橋区の花」ニリンソウ(別名はガショウソウ)は、これから開花。

 

 

★ 植物園をはじめ赤塚地区一帯は、この日の訪問客は少なかったが、

初夏5~6月が最も楽しめる季節ではないか!!

 


正面に、ユリノキ(別名はチューリップツリー、ハンテンボク)

 

  

 

 

□ 湿地・池

 

カキツバタ

ハンゲショウはこれから

 

スイレン

コウホネ

アサザはこれから


クリンソウ

 

ヒマラヤトキワサンザシ

 

 

□ バラ園・花壇

 

フジ、ハンカチノキ(別名はユウレイノキ、ハトノキ)は終わっていた。

ブラシノキ(別名はカリステモン、ハナマキ、キンポウジュ)は、ここでは間もなく。


イブキジャコウソウ(下)、奥に猫が。

 

楽園と書かれ休憩ベンチがあったので、弁当を広げた。

 

イチゴが成っていた


ナデシコ類(下)、パンジーなどの花壇

クレマチス

 


□ 日本庭園(見本園と書かれていた)

 

タケ類、ササ類

 

セイヨウイワナンテン

 


□ 薬草園

 

シャクヤク

その他、多くの薬草類が植えられている。

 

 

□ 武蔵野の樹木

 

エゴノキ(別名はチサノキ、ロクロギ)

 

これよりカズラ類
テイカカズラ

ホタルカズラ

 

キクザクラ(金沢・兼六園より贈られたものらしい)

 

オドリコソウ

コゴメウサギ


ハマナス

 

ハリエンジュ(別名はニセアカシア)

 

ムサシノキスゲ

フタリシズカ


ノイバラ

 

ヤマボウシは未だ開花前。

サラシナショウマ

 

 

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往きは、下赤塚駅から20分近く歩き、寺院と植物園のアップダウンで疲れたので、バスを利用した。

 

東武東上線・成増駅~池袋駅~JR山手線・上野駅。

今日のウォーキング8,800歩。