ボスポラス海底トンネルは15日間無料開放? | アーディで行こう

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「普通」を意味する便利な言葉、「アーディ」 地元の足として、とことこ走るバスなんかを「アーディ バス」、エジプトではエアコンなし列車を「アーディ」 そんな方法での旅を紹介しましょう。
え、そんなの自分には無理だって? 大丈夫。「アーディ、アーディ」

去る10月29日の開通式では式典開始から終了まで2時間以上かかり、見続けているこっちもあまりに多くて長い来賓挨拶にうんざりし、ようやく1番列車の運転席に乗った安倍首相が時計に目をやるシーンも見られたボスポラス海峡海底トンネル路線ですが、先ほどTCDDトルコ国鉄のHPをのぞいたところ驚愕の事実?が。

1 初日(10月30日)の乗客数は30万人!
TCDDのHPにあるこちらのページによると、開通式翌日の30日の乗客数は20時の時点で30万人!! 想定乗客数は20万人ということですから、かなり激混みで運行されているようです。それにしてもなぜにこれほど乗っているのか? イスタンブールの人口は1,362万人でほぼ東京と同じですが、大手町の1日あたり乗降客数が27万人台(出典:東京メトロ:各駅の乗降人員ランキング)なのですから。

2 運賃が15日間無料?
その謎はTCDDのこちらのページで解けました。
この最後の2行には
「マルマライは15日間フリーパス... 運賃は15日後から適用」
とあります。
なるほど、無料開放のようですね。
ちなみに15日後からの運賃は他のイスタンブール市内メトロやバンリヨ(TCDD近郊電車)と同じ1.95TLです。