バスか?鉄道か?明知鉄道にDMV走行 | アーディで行こう

アーディで行こう

「普通」を意味する便利な言葉、「アーディ」 地元の足として、とことこ走るバスなんかを「アーディ バス」、エジプトではエアコンなし列車を「アーディ」 そんな方法での旅を紹介しましょう。
え、そんなの自分には無理だって? 大丈夫。「アーディ、アーディ」

今日はひさしぶりにぽかぽか陽気のいい天気ですね。
朝刊を見ていたら、地元で一大イベントがあるじゃないですか。
それは
明知鉄道にDMV試験運行
です。
そういえば、1月頃に試乗を募集してましたっけ。3月の連休だなあと思いつつ、すっかり忘れていました。

今日は我が家が近くの観音堂の掃除当番だったので、それを済ませていざ出発。DMVが出発する岩村という町までは車でたったの15分です。岩村駅の南側にある畑で待つこと50分。ようやく来ました。

$アーディで行こう-DMV前から


DMVとはデュアル・モード・ヴィークルの略称。線路上を走れるように改造したバスで、ポイントはバスとして道路を走ることもでき、バス~鉄道モードの切り替えに時間がかからず、乗客を乗せたまま変身できること。見た目はボンネットのついたバスが線路を走ってくるって感じですが、サイドから見るとこの通り。
アーディで行こう-DMVサイドビュー大

$アーディで行こう-バスに戻ったDMVその後明智駅まで追っかけましたが、途中もう一カ所で撮影してから明智駅に着くと、もうバスに変身してしまっていました。早い!
後ろの踏切から出てきたと思われます。

バス改造車で車体が軽いので踏切が鳴らないかもしれないからか、全ての踏切に係員を配置した特別体制で運行されましたが、私の見る限り、ちゃんと踏切も鳴っていました。

ちなみにこれを作ったのは明知鉄道ではなく、JR北海道です。個人的には、北海道の北や東部ならこのバス車体で問題ないと思うんですが、明智~岩村あたりだと、集落を回っている間はいいとして、線路に乗って恵那まで走るにはちょっと定員が少なすぎるんじゃないかと思うんですけど。