五城目町議会第4回議員全員協議会  新型コロナ対策第2弾示される! |   ミズノ馬鹿一代

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昨日(5月26日)行われた五城目町議会議員全員協議会についてご紹介します。

長くなりますが、お付き合いの程よろしくお願いいたします。

午前10時~会場は役場庁舎2階の正庁。(画像は2016年11月撮影したもの)

 

 

参加者は議員13名に、町長・副町長・教育長はじめ当局側関係職員。

進行は議会議長。

議長あいさつ~町長あいさつのあと、協議開始。

 

協議案件

①新型コロナウイルス感染症対策について

これまで町が独自におこなった支援=住民一人につき五城目町の縫製工場で製造の2枚の布マスク支給【612万円】、0歳~高校1年生に1万円給付【674万円】、感染予防対策物品購入【299万円】を第1弾とすると、今回の新たな提案は第2弾ということになります。

その内容は

・臨時子育て世帯応援給付金を高校3年生まで拡充し一人2万円【260万円】

・ひとり親家庭等緊急応援給付金。今月児童扶養手当受給者に5万円【335万円】

・すくすくみらい応援特別誕生祝金。この4月28日~令和3年3月31日までに誕生の子供一人につき10万円【400万円】

・中小企業事業継続支援は売り上げ減少の有無にかかわらず、法人に20万円(185件)、個人事業者に10万円(346件)を支給。【7200万円】

ただし、法人を除く農業・請負による伐木を行う者などを除く林業・漁業・金融/保険業、郵便局、農業協同組合・業協同組合・森林組合・協同組合・商工会・交通安全協会・令和2年5月1日以前3カ月以上町内に住所を有していない者・今年になって事業を開始した者・宗教団体・暴力団関係者・性風俗関連特殊営業者などは除外されます。

事業継続支援は

議会6月定例会で採択後から申請受付が始まります。(~令和2年9月30日まで)

 

これらの財源として

国からの地方創生臨時交付金8402万円が充てられるわけですが。第1弾、第2弾を合わせるとすでにそれをオーバーしています。不足分を補うのが、町長、副町長、教育長(=町3役)に支払われる予定だった夏のボーナス合計264万円と町の持ち出し(繰越金)となります。

各自治体の独自支援は連日発表されています。

それぞれの自治体の財政状況を加味しながらの策が。

 

昨日の協議会では

・大学生などへの経済状況調査実施と経済的支援

・町内に本社本店がある事業所を対象にしたプレミアム付き商品券発行

・事業所のアンケート調査を行い現状を把握することが必要

・商工業者以外への支援も

などと意見や質問が議員から出ました。

今回の第2弾支援策には取り入れられることは残念ながらありませんが、今後の国の指針を見極めながら検討するとの答弁が町当局からありました。

 

限られた財政状況の中、町民と町内の事業所のための事業が進むよう働きかけてまいります。

 

②斎場の改修計画について

築30年が経過し老朽化が進む火葬場(=斎場)の改修内容を協議。

これまで2炉1系統だった火葬炉を、緊急時やトラブルに対応できるよう2炉2系統にするというもの。それにより、建物面積は既存の334㎡に261㎡増え、合計595㎡となります。上の画像で、右側に増築され、

駐車場の一部にもかかるため、21台駐車可能の駐車場を道路向かい(西側)に新設し、合計40台程度を確保。

2月の全員協議会で提案された動物炉に関しては、潟上市や秋田市の民間施設で対応可能のため設置はしない。

今後の改修スケジュールは

令和2年度⇒駐車場新設用地測量及び計画図作成

       ⇒斎場基本設計・実施設計

令和3年度⇒駐車場新設工事

       ⇒斎場大規模改修工事(令和4年度まで)

総事業費は約4億円。

現在進められている五城目小学校新校舎建設工事に続く大事業です。

 

 

③一般廃棄物埋立処分場改修計画について

森山に通ずる町道の途中にある同処分場は平成10年供用開始されました。

現在は、男鹿市に建つ八郎湖周辺クリーンセンターに搬入された分の町の可燃ごみ焼却灰のみの埋立てがされています。

(画像は昨年9月視察時のもの)

まだまだ埋立てキャパシティーは十分に残っているものの、遮水シートの劣化や損傷や浸出水処理施設の老朽化が進んでいます。そのための改修が必要となっているのです。

令和2年度⇒長寿命化改修工事実施設計

令和3年度⇒埋立区画内改修工事

令和4年度⇒浸出水処理施設改修工事

 

人口減少、経済の衰退、社会保障費増大、町内に数多く存在する公共施設の維持にかかる費用増加、インフラ維持など、より一層厳しい行財政が強いられる当町において、厳しいながらも希望を持ち続けられるよう町当局も議会も気を引き締めて進んでいかなければなりません。

 

上記の関連予算は6月8日に開会する6月定例会に提案されます。

 

 

協議終了後に議会議長から

 

町の議会としての新型コロナ対策が提案されました。

このような状況下、議員の各種研修は開催されていない状況です。

昨年まで私が何度も参加させてもらった滋賀県大津市の全国市町村国際文化研修所JIAMでの研修や、一期目の議員対象の新人議員議会広報編集研修(東京)、正副議長研修など議会議員研修にかかる見込みの費用、123万円あまりをコロナ対策に充てていただきたい。

これに対し出席議員全員が同意。
議会から町に申し出ました。

 

改選後初となる定例会は6月8日開会です。
一週間前の6月1日正午、一般質問の通告書提出期限。
私は今回も質問に立たせていただきます。そのため、現在は質問事項の精査と確認の作業の真っ最中です。

4年前の初心を忘れることなく、町に住む方々の声を届けて活かし、繁栄と発展につなげることができるよう努めてまいります。

そのため、お声掛けいただけたらすぐに伺います。

14人の議員を利用してください。

 

よろしくお願いしますね!