新型コロナウイルスの感染拡大により苦境に立たされている飲食店を応援する動きが全国各地で起きています。
4月中旬から五城目町独自の支援方法を町と協議し準備を進めてきました。
五城目の飲食店でもテイクアウトを始めたところが何軒もあります。もともと配達や出前をしていたお店もあります。
ここにきての個店のテイクアウト情報は、主にそれぞれのお店のホームページやSNSなどで発信されてきました。
しかし、ホームページもSNSもインターネット環境下にある方でなければ閲覧できない。
これでは、高齢化が進む五城目町では情報の拡散、浸透が難しい。
テイクアウト・配達情報を載せた紙ベースのチラシ、それも全戸配布が有効だ!
新聞折込は?⇒全世帯主が購読しているわけではないので新聞購読者以外には行き届かない×
五城目町の場合1,000軒以上に届かないことになる。
全戸配布しなければ意味がない!そのためには...
毎月初めに全戸配布される五城目町の広報誌『広報ごじょうめ』と一緒に配布してもらえないか?
ところで事業を進めるうえでの主体はどこ?
町?
商工会?→湖東3町にまたがる組織なので五城目だけというのは難がある。非会員のお店もあるので全店公平とはいかない可能性がある。
そこで、まちづくり会社である(株)あったか五城目の出番。
スピーディーに5月号の町広報発行に合わせたい!
非常事態宣言の拡大、秋田県の方針発表から時間がない;
5月1日発行に合わせ、短時間、突貫で準備を進めてきました。
掲載範囲は?飲食店、宿泊業者、惣菜の販売を行なっている店...
事前に該当するお店、事業所に出向き、趣旨と掲載についての説明。そして意思確認。『掲載希望』or『希望しない』から始め、各項目について調整。
不平等にならないようもれなく約50軒弱に仲間が手分けして伺い
結果、26 軒と菓子組合を掲載することに!
ホームページなどでの紹介の取り組みはいくつかの市町村で行われていますが、
五城目町の飲食店応援『お持ち帰り・配達』情報は (50音順で掲載)
紙!
チラシ!
全戸配布です!(Web/SNSでも同時に発信してまいりますが)
インターネット環境下にない人にも情報を届けます!
『テイクアウト』と横文字はあえて使わず『お持ち帰り』
印刷は表面だけなので、おうちの中の見えるところに貼り出してください。
チラシを切り取り拡大して
今回はあくまで第一弾!
6月号の広報に第2弾発行予定です。
今回、掲載を見合わせたお店の皆さん、二回目の掲載も可能です。その際、先日ご説明のように5月15日までにご連絡くださるようお願いします。もちろん掲載料はかかりません!
町の『ものづくり支援事業補助制度』に関係の方々、ありがとうございました。
町広報誌と一緒の全戸配布を認めてくださった町関係者の皆様には感謝申し上げます。
実際に配布作業に携わる各町内会の町政協力員の皆さま、組長(班長)さんにはひと手間かけてしまいますが、どうか趣旨をご理解の上、ご協力いただけますようお願い申し上げます。
皆さん、五城目の飲食店、お店を応援しましょう!
自宅でお店の食事を楽しみましょう!!
街の灯を消すわけにはいきません!!!
休業要請には該当していないものの売上げの大幅減に直面しているお店、事業所も少なくありません。
深刻です。
昨夜、緊急事態宣言延長方針の発表。
このままでは、コロナが去ったら町に何も残っていなかった⤵ということになりかねません。
危ないです。地域の経済は壊滅寸前です。
町はじめ、県、国にはそんな現状をしっかりと把握してもらい対策をとるよう、関係機関や関係者を通じて働きかけてまいります。
行政だけでなく、我らも、町の元気の灯を絶やさないよう知恵を絞り行動していきたいと思います。
秋田さきがけ新報
令和2年5月1日電子版