エネルギー源になるグリコーゲンやタンパク質、ミネラル類といった栄養分を豊富に含み、「海のミルク」と呼ばれています。 産卵期に向けて栄養を蓄える秋から冬が旬です。


 岡山県では備前市日生町地区や瀬戸内市邑久町地区、浅口市寄島町などで養殖が盛んです。 今季は、昨夏採取した種苗が少ないようで例年より水揚げ量は少ないようです。 でも、生育は上々で身太りはいいそうです。 生食、鍋物、グラタンなどと料理の幅は広いようです。


 市内のスーパーなどでは、むき身130gが400円前後で例年より高めのようです。



 料理のこつは、鍋物やフライなどの調理前、むき身を軽く洗ってさっと湯通しした後、流水で良く洗えば、汚れや臭み、えぐみが簡単に取れるそうです。 余った身はラップにくるんで冷凍保存してもいいようです。



◇生ガキ◇

 酢やレモン汁などで酸味を加えるとうま味が引き立つうえ、ぬめりも抑えられるようです。 もみじおろしやペッパーソースで辛みをアクセントにしたり、ケチャップをかけて洋風にするのもおすすめです。