武道館は初日も行ったのですが
初日はアリーナ席でコーフン気味だったので
レポは主に２日目の分を書くことにしました。
２日目は２階のX列という最後列の席です。
後ろは通路と壁のみ。
でも、南西だったので、角度としてはよかったです。
（武道館は南側が正面席となる場合が多いようです）
ちなみに、スピ友さんの多くがX列だったので
最後列はベルゲン会員がかなり多かったのかもしれません。
ちょっとステージから遠いほうがじっくり（冷静に）楽しめるのではないでしょうか。
セットは照明がついたら花火のようになるのかなと思われる
車輪状のものが大小１４個、色々な角度でステージ上に吊るされていて
ヤマスマークのかなり大きなものもステージ向かって右寄りにデンと配置されています。
初日はステージの造りがよくわかりませんでしたが
上から見るとすごくよく見えました。
メンバーが立つ位置より客側に階段３段分ほど低くなった箇所があり
中央寄りの左右に階段が２か所設置され、高い個所から降りられるようになっていて
両サイドはスロープで高低箇所がつながっていました。
メンバーは前の３人は比較的中心に寄った配置。
定刻数分後に暗くなった会場。
ステージの真上に横長のスクリーンがあり
モノクロの映像でFestivarenaの文字やSpitzの文字などが映し出され
同時にスピッツのインスト曲が何曲が流れ、気分がだんだん高揚してきます。
いつものライブより、メンバーの登場が遅いです。
隣の席のJさん「昨日、これ（スクリーンの映像）あったっけ？」
私「ありましたっ！」
J[えー、全然気づかなかった～！」
前方の席にいると、かなり顔を上に上げないとこのスクリーンが見にくいし
見る必要もあまりなかったので、気付かなかった人もいたのでしょう。
その後、足元を懐中電灯で照らされながらメンバーが入場。
薄暗くてもメンバーの入場がなんとなくわかるので会場はさらに盛り上がります。
1.夜を駆ける
息を潜めて、１曲目を待ちます。
暗めのステージにブルー系の抑え目な照明が当てられ幻想的な雰囲気。
マサムネ君の声はきれいに伸びて鳥肌ものでした。
スターティングナンバーとしてふさわしい曲だと思います。
2.海とピンク
大好きです、この曲。ライブでやってくれるとものすごく盛り上がります。
この可愛い系の曲は黄色い照明で、ヤマスも黄色くなりました。
タイトルにピンクとあるのに、黄色い照明。
個人的に私の好きなこの系統の曲は黄色い照明が多いのです。
スクリーンでモノクロのメンバーが映し出されていました。
間奏でマサムネ君が階段を下りて、前の低い個所へ移動してきて
客席に少しだけ近くなった時、一日目では後ろの若い女性がキャ～キャ～騒いでいて
なんだか笑っちゃいました。
3.けもの道
今度はガラリと雰囲気が変わって、暗い中で強烈な赤の照明。
イントロ部分は田村君のアップがモノクロで映りました。モノクロと言っても照明が赤いので
田村君は赤く染まっていました。
ヤマスも赤。
「東京の日の出～♪」でした。エンディング、テツヤ君も低いところへ移動してきたかな。
武道館ではテツヤ君はいつもより前へ出てくることが多かったです。
4.僕の天使マリ
やった、この曲も大好き！ これも今までは黄色い照明だったのですよ、確か…。
でも、今回はピンクの照明でした。
自分の名前がマリだったらな～と思う曲（笑）。
5.ラズベリー
埼ちゃんのイントロでわかりました、今日はこの曲が聴けるんだと思うと嬉しくなっちゃいます。
何で、こう大好きな曲が続くの？というくらい。
「こ～の～世の～果て～のハ～ナビ～♪」
グッズTやセットでは花火がモチーフになっているので、セットリストに入れたのでしょうか。
これも黄色い照明でした。
スクリーンにはカラーでメンバーが映ります。
一日目はこの曲の代わりに「不思議」だったのですが、どちらも好きな私は
同じ日に両方ともやってくれたらな～と思います。
ラズベリーではセットの花火っぽいのがカラフルできれいでした。
6.恋する凡人
照明は紫がかったローズ。
まだ始まって間もないのに、こういう盛り上がる曲が披露されました。
それにしても、スタートから6曲連続して演奏。
いつもなら３曲くらいやってMCなのですが、今回はここでやっと最初のMCでした。
白地に大き目のブルー系ドット柄のちょっとカルピスっぽい衣装のマサムネ君は
初のワンマン武道館ということで身の引き締まる思いがすると言っていました。
武道館のことをウィキペディアで調べると、「武道館の使用を意識的に避けているスピッツ…云々」などとスピッツのことも書かれていたのを発見したそうです。
7.空も飛べるはず
ここでやっと３大メジャー曲の一つが登場。
照明は水色でした。
8.プール
前にいつ聞いたっけ？と思うくらい久しぶりだったような気がします。
（調べるとゴースカ３ではやっていました）
夏にマサムネ君の声で聴くと、すごくさわやかな気分になれます。
「あ～あ～」のちょっとかすれた感じがイイ！
9.フェイクファー
フェイクファーツアー以来長い間封印されていたみたいですが、ゴースカ５では何度か演奏しましたね。
オレンジの部分的な照明が印象に残ります。
ここで２度目のMCです。
マサムネ君は武道館での公演を前に、武道館の周辺も知りたくて先々週に初めて皇居の周りをジョギングしてみたそうです。
家からジョギング用のTシャツに短パンというスタイルで車を運転して行ったそうですが
気づくとお金を持ってこなかった！
どうしよう、と思って車の中の小銭をかき集めると千円くらいにはなったそうです。
皇居周辺の駐車料金は高くて４０分千円とかで、それに間に合うように戻ってこれるかどうか
心配だったけれど、賭けてみたそうです。
（意外と大胆なマサムネ君）
皇居の周りを走ったら２７分で一周できたそうです。
会場からスゴイという反応。
これが速いのかどうかわからないけれど、４０代にしてはよかったんじゃないかとマサムネ君。
会場から「速い！」と声がかかると嬉しそうでした。
タイムの話を続けるマサムネ君に、横から田村君がいきなり
「ねえ、料金はどうなったのッ？」田村君はそれが気になって仕方がなかったみたいです。
ジョギングが終わり、車に戻るまで少し時間があったけれど、ぎりぎり間に合ったそうです。
すると今度はテツヤ君が手を挙げて「はい、はい！田村が手を挙げてたから俺も真似してみた。」
でも、テ「何でもないです。」と質問があったわけではなかった…。子供みたいなテツヤ君（笑）。
テツヤ君は生まれたときこんなにちっちゃかったと自分の親指を示していました。
スピッツはひ弱というけれど、あんなにちっちゃかったのが大きく成長したので
ひ弱じゃないとテツヤ君。
10.夏の魔物
これも久しぶりに聞きました。かなり古い曲ですが、今聴いても違和感ありません。
11.涙がキラリ☆
最近の夏イベントではよくやってくれる曲。夏の風物詩を思い浮かべる曲です。
12.エスカルゴ
埼ちゃんの気持ちいいドコドコで始まり、ほぼそれと同時に上からキラキラ光るカラーフィルムが紙ふぶきのようにたくさん舞い降りてきました。
初日はアリーナ席だったので、そのキラキラに気を取られて、その間にステージには三角の
色とりどりの旗がたくさん上がっていました。
あれ、いつの間にあの旗が…、と思ったので２日目はしっかり観察しました。
キラキラがたくさん舞った後、徐々に旗がたくさんついたロープが引っ張り上げられていました。
今回のセットリストの中で最も派手な演出のある曲でした。
13.ヒバリのこころ
デビュー曲ですが、ライブでは今でもしょっちゅうやってくれます。でも、本編やアンコールの最後のほうにやることが多いので、順番としてちょっといつもと違う感じがしました。
MC３
スピッツは結成したのが２７年前のちょうど今頃だったそうです。
そのころの思い出話をしてくれました。
インディーズの頃、地味なスピッツだった。ほかのバンドでフラッグを持ってステージに出てくるのを見て、マサムネ君は虫取り網を持って出たそうです。（虫取り網はわざわざ買ったとか）
でも、お客さんの反応がなかったので、一人の客の頭にすっぽりと被せたそうです。
そのお客さんは驚いて固まってしまったとか。
この演出は失敗だったと。
新宿のJAMのオーディションを受けたとき、演奏の後JAMのマネージャーが
「好きだよ。」と言ってくれたので、演奏が受けたのかと思ったら
テツヤの髪型のことだったとか。
当時のテツヤ君の髪型は、本人はメタルのつもりだったけれど、アフロになってしまっていた。
テツヤ君はそのファッションのせいか、よく友達に「やりたい音楽やってるの？」と聞かれたそうです。
武道館について…
お客さんの顔が近く見える会場だそうです。
マサムネ君は昔エアロスミスを武道館で見たそうですが、途中で眠ってしまった。
こんなに顔がよく見えるのなら、ステージからも見えていたのではないかと。
その話をしていると
テ「エアロスミスの時は俺もいたよ。」
マ「え？そうだった？」
実は四人そろって見に行ったのだそうです。
マサムネ君は覚えていなかったようで
テ「いつも四人じゃん！」←この言葉繰り返していました（笑）。
テ「マサムネが寝ていたのを俺と田村が隠していたんだよ。」（←多分これは冗談）
14.スワン
ちいものツアーでやらなかったので、今回披露してくれて嬉しかったです。
CDそのままという印象でした。
出だしはマサムネ君だけがアコギを弾きながらでした。
「あまのじゃく～ バレバレの遠周り～♪」
遠回りして武道館公演のスピッツ…（笑）。
15.楓
抑え目の照明はオレンジ系。比較的よくやってくれる曲ですが、何度聴いてもシビレます。
16.愛のことば
新しく始まるテレビドラマの主題歌に決まったということで、きっとセットリストにあるだろうと思っていました。
暗めの照明で、花火っぽいセットはイソギンチャクみたいで艶めかしい。
17.正夢
ちょっと久しぶりですが、2011年の夏イベでもやっていました。
モノクロ映像で映るメンバーの顔にかぶるように、レースのドイリーのようなものが次々に現れ、
ちょっと邪魔だったような…。
花火っぽいセットはきれいなお花、ピンクのアストランティアみたいでした。
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長くなったので続きは分けて書きます。