全国的にも厳しい寒さの中、延期されていたフェスティバルホールでの公演に行ってきました。
新しくなったフェスティバルホールは全体にシックな雰囲気にまとまっており
長くとても緩やかなエスカレーターに乗ると
これから楽しい世界に行けるような気がして気分が高揚します。
入口付近にスピッツのメッセージが置いてありました。
ファンにとってはうれしい心遣いですね。
皆さん、写真を撮ってました。
この日の席は2階左前方の高さも中二階といった感じの
とても見やすい場所でした。
延期公演ということもあって、メンバーがステージに出てくるととても大きな拍手。
1曲目の「小さな生き物」サビに入る手前でも
わ~っと拍手が起こります。
「小さな生き物」は声の調子がわかりやすいので、先月の体調不良から
喉の調子はどうだろうかと思いながら…。
心配するような声ではなかったのですが、この日のマサムネ君は
いつもよりハスキーな声が目立ちました。
それも素敵なんですけどね。
衣装は
マ:ダークレッドの半そでシャツ。フェスティバルホールの赤いじゅうたんを意識したのかと思いましたが、特に触れなかったので関係ないでしょう。下は濃紺のジーンズ。
テ:黒Vネックにフリンジ柄のプリントがあるもの。黒シルクハット。濃いグレー?に地模様のあるサルエルパンツ。鋲がたくさんついたブーツ。
タ:白地に大き目の黒ドット模様。グレーのパンツ。
サ:グレー地に地味なピンクのような色の大きな花模様の長そでシャツ、黒の短めパンツ。
埼ちゃんのこのシャツの柄が家の寝室のミラーカバーと似ていて、いつもそれを思い出します。
ク:黒地のTシャツ。何かプリント柄あり。頭に赤い飛行眼鏡みたいなのをつけてました。
MCを中心に書きます。
スピッツはこの夏で結成丸27年になるそうです。
昔はライブでの「マサムネー!」という掛け声が多かったのが
最近は「マサムネさ~ん」とさん付けが多くなってきたとか。
「ポールはやっぱり『ポール!』って言うの?還暦越えた人を呼び捨てするのもね…。
ポール見に行った人?」
私は思いっきり元気よくは~いと手を挙げました。
ポールさんなんて呼んだら誰?って感じだと私は思いますが。
マサムネ君の話しぶりだと、ポールのライブには行かなかったのかなと思いました。
テ「俺にとってポールと言えば、44マグナムのポールだけどな…。」
田村君がメチャ高らかな声で笑ってました。
リニューアルされたフェスティバルホールは楽屋のトイレがすごくきれいだそうです。
本番が近付くと、メンバーもスタッフも一斉にトイレに行くことが多いそうで
そういう時、込み合うらしいのですが
フェスティバルホールは数が多いので待たずに行けてよかったとか。
ちなみに客用のトイレも数がたくさんで待ち時間が少なかったと思います。
大阪と言えば、梅田スカイビルが世界を代表する建物の一つだそうで
このことは大阪の人もあまり知らなかったようでした。
その昔、FM802の人に招待してもらい、このビルの中にある中華料理のお店で
食事をしたことがあったそうです。
大事な時に高熱を出すことが多いマサムネ君はその時も熱で
食べたものの味があまりよくわからなかったみたいです。
このMCの次にやった「ロビンソン」はちょうどその中華料理をごちそうしてもらった頃の
曲だったと紹介。
またフェスティバルホールの話になり
この会場はマサムネ君の憧れのホールだったと言ったところで
田村君は、そんなの初めて聞いたと話に水を差していました。
昔、Deep Purpleがこの会場で演奏した音源をリリースしたことがあったそうです。
スピッツがメジャーデビューしたころに、旧大阪厚生年金会館の中ホールでやったときは
1列目しかお客さんがいなかったとか…。
その時行った人いますか?とマサムネ君が会場に問いかけると
何人かが「はーい!」と元気よく返事。
ちょっとびっくりしました。(多分目立とうとしてウソを言ったような…)
マサムネ君もびっくりして「えー?うそ~!」って言ってました(笑)。
そんな昔に比べたら、こんなに立派な大きなホールで大勢のお客さんの前でやれるなんて
夢のようだと言って、マサムネ君は左のほほを自分で「パチッ!」と大きな音を立てて
叩きました。
すごい音がしたので、ちょっと驚きました。
「夢じゃない!…次の曲は夢じゃないではないのですが(笑)同じころに作った曲です。」と
「恋は夕暮れ」を聞かせてくれました。
左のほほが赤くなっているんじゃないかと気になりましたが、私のほうからだと
右側しか見えず、わかりませんでした。
今日のマサムネ君、テンション高い!(笑)
今回のアルバムでディスコビートもやってみたけどと言って
埼ちゃんにも参加してもらってギターをかき鳴らしながら
熱中時代の曲を歌ってくれました。
会場も盛り上がって「フィーバー!」と掛け声。
マ「今、掛け声した人は同じくらいの世代ね。」
つい先日教えてもらって坂上忍さんがスピッツファンだと知りました、と。
怖い人にファンと言われると嬉しいそうです。
同い年だから、会ったら「坂上君」と呼びたいと言ってました。
「大阪の人って足をぐねるって言う?」
「あれは大阪限定だから。」
え~、知らなかった。
私もよく使いますが、東京の人に「それどういう意味?」って聞かれたことないような…。
「Y」ではテツヤ君がイーボウを使ってました。
使い終わったら、マイクスタンドにつけてあるケースにポイって。
「野生のポルカ」では「なにわの空」と歌ってました。
アンコール衣装
マサムネ君水色、テツヤ君金魚、田村君ピンク、埼ちゃんは白のグッズTシャツを着用。
クージーはお着替えなし。
アンコール1曲目「スパイダー」が終わったらメンバー紹介。
田村君:
年末に頼まれ仕事でAKBの「恋するフォーチュンクッキー」を弾いたんだけれど
去年の最後の曲はその曲になってしまったとか。
スピッツをこれからも応援し続けてください。
マ「ずっと応援し続けるには健康に注意して、血糖値とか気を付けて・・・。」
クージー:
今ツアーでは毎回アコーディオンで何かの曲を演奏することに決めているクージーは
この日も弾いてくれたのですが、1回目何の曲かさっぱりわからないと思ったら
失敗したと言って、やり直し。
その後、2回目、3回目も失敗したのか、私にはまったくメロディーがつかめませんでした。
クージー、上手く弾けなかったと謝ってました。
マサムネ君は「マ~サカリ、か~ついだ♪」と歌いだし、え、そんなメロディーだったっけ?と思ったら、そうではなくクージーが弾きたかったのは「かに道楽」のCM曲だったようでした。
ク「キダ・タロー先生に申し訳ない。」
マ「俺、ギター・タローだと思ってた…」(←今日のMCで一番ツボでした。(笑))
埼ちゃん:
シンバルに頭をぶつけるオリジナルギャグについて。
昔ドラム合戦に出たとき、まともにやったら勝てないと思い、このギャグをやった。
すると、優勝しちゃったとか。
昔、フェスティバルホールで、管と弦の人も一緒に演奏した時
すぐ横に笹路さんがいて緊張が解けなかったそうです。
今はそのころよりも成長してきたかなと思う。
マ「昔の映像をyoutubeで見たりするけれど、コメントに『マサムネは今より落ち着いてるな』って書いてあって、今はどんだけ落ち着いてないんだと思う。」
テ「昔の映像は見たくないよ。」
テツヤ君:
ちょっと前新幹線に乗ったとき、叶姉妹が乗ってきて、もう少しでテツヤ君の横に座りそうになって嫌だったそうです。
テ「獣の毛で覆われててさ。」
マ「リアルファーだよ。」
ほかにけん玉の話もしていました。
今、海外ではやっているそうです。
マサムネ君:
「今日は無事にみんなに会えてうれしいです。
スピッツはまだ老犬というほどではないけれど、老犬になっても覚えていてね。」
アンコール2曲目と3曲目は「チェリー」「君は太陽」でした。
マサムネ君も元気になってよかったよかった。
それより、私は何とか大阪へ行けてよかった~!