一筆書きの旅7 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。


2日目の夜は、また白川沿いに来た。


前の晩にBar亜弥のKさんから聞いたお店に行く為である。




しぐれ茶屋 侘助
075-531-5175
京都府京都市東山区新橋通大和大路東入ル元吉町70 
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26001338/

中が見えないお店は、こうしたきっかけがないとなかなか思い切って入れないものだ。

先客無し。

カウンターとちょっとだけテーブル席のある小さなお店で、板前さんと女将さんの2人で切り盛りしている。Kさんからは若い夫婦がやっていると聞いたが、ちょっと様子が違った。聞いてみると、以前はそうだったのだが代替りしているそうだ。

マスクしているからわからないけれど、女将さんはなかなかの美形と思われる。板前さんは陽気なお兄さん。

カウンターの一番奥に向かうと焼き場が近くてちょっと失敗したかなと思ったし、お店の方も暑くないですかと心配してくれたけれど、中途半端なところに座るのも落ち着かない。まあいいかと腰を落ち着ける。カウンターにはアクリル板が並んで感染対策としている。




先付


お酒はハイボールをお願いすると先付が出た。

2人ごとに区切るように並んだアクリル板だが、カウンターの上だけをカバーしているわけだ。だから隣同士で話すと人と人の間にはアクリル板はない。だから、こんなの意味ないのに設置しなくてはいけないんですと女将さんが言っていたけれど、コロナについてのこの国の対応は、まったくもって絶望しか感じない。

最初だから何もわからないので、とりあえずお品書きから適当に注文を入れた。




ジュンサイ


コロナ禍の京都の話題が続く。こちらでも木屋町や先斗町は人出が戻ってかなり賑やかだけど、祇園町は相変わらず閑古鳥だと嘆いていた。




鴨茄子の田楽


電話が鳴って予約が入ったようだ。19時半で2人と言っていたので、まだ余裕があった。たぶんそれまでにはこちらは退散する。




あゆ


今年の初物。コロナ禍になる2年前から夏の恒例、簗の飲み会を始めてけっこう楽しみのイベントだったのだけど、いつになったら再開できるのだろうか。




鯖寿司


京都について参考になるような方のブログやインスタを見ていると、必ず鯖寿司が出て来る。もちろん祇園町の有名店のそれなのだが、無性に食べたくなってしまったので、注文した。



お腹が満たされたので、前夜に引き続き、またホームバーへと向かう。この日は亜弥さんのところはお休み。この日も亜弥さんに支払いは回してもらった。2日間の料金は後日請求書が届くのだが、たぶん今月末くらいに届くのではないかな。それまで料金は不明である(笑)。




帰りに目に止まった鉾のミニチュアは、簡単に買える値段ではなく、知人に頼まれた千枚漬けを買うつもりで行った先には、目当ての漬物屋が無くなっていた。


一休みして八坂神社に行ってみようかと思っていたが、疲れていつのまにか寝ていた。翌朝は早かったので、それで良かったかもしれない。




三条大橋のたもとで鴨川を眺めながら朝飯を食うスーツ姿の男(右隅)を反対側から見る男。←私

日常が京都。なんかいいな。



帰る時間は決めているので、金沢滞在時間を長く取るには早起きしか方法がなかった。起きられる自信がなかったので、特急券は買っておかなかったのは、この後の特急だと特急の乗車区間がちょっとだけ違う。



湖西線から見る琵琶湖は、のどかだった。


しかし、在来線は運動部の高校生も多く、賑やかで参った。やっぱり東海道新幹線往復が正解なのかもしれない。




近江今津に到着。ここで在来線を乗り継ぎ、敦賀駅まで移動する。




敦賀駅では乗換時間がそれなりにあったので、途中下車して特急券を買ってから再入場した。




これでこの旅で利用した切符がすべて揃った。


金沢からの新幹線の時間が早すぎるように思われるだろうが、今のところ家を空ける限界はフルで3日かなと判断している。可能なら3日目の夕飯は提供しないと、碌なもの食べてなかったり、要冷品もテーブルに放置してあったり、色々あるんだな😓。


Amazon Alexaを利用して、携帯から室内の映像とか複数のデバイスで確認できたり、声をかけられたりするシステム作ったけれど、これけっこう安く出来るよ。




さて、敦賀から乗車した特急サンダーバードは各駅停車に比べるとはるかに静寂であった。京都から山科までの切符を買い足して、京都からサンダーバードで移動すれば良かったのかなと思わなくもない(と、その時は思った)。

ね。