要トンネルと小鹿神社 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

最初にドラレコも装着した日の午後は秩父へとツーリングに出かけましたが、山道の右カーブは怖くて著しく減速してしまうので、車も他のオートバイもみんな抜かして行きました。

目的地は山奥のトンネルとオートバイの神社。

まずは龍勢祭で有名な吉田町(現 秩父市吉田)の奥、上吉田の合角ダムの上流を目指します。



上流に進むと小鹿野町に入ります。毘沙門天像ですが、その脇から水が沸いています。これこそが本当の毘沙門水なのかなあと思わなくもないですが、



このような水スタンドが整備されております。毘沙門水は平成の名水百選に選ばれた名水です。スタンドで水を汲むには100円以上の管理費を寄付する必要があります。



さらに上流に向かいます。こちらが目的地の要トンネル。素掘りのトンネルですが、壁面をコンクリートで固めてあります。右奥に見えるのは旧藤倉中学校です。



要トンネルは昭和18年から3年の月日をかけて掘られたダイナマイトとタガネだけで掘られました。このトンネルの開通で村内の往来が便利になったそうです。以前はこのトンネルをバスも通過していました。



現在は幅も2車線分ある新要トンネルが並行して開通していますが、側道に入るとこのように現役で通行が可能です。



合角ダムに戻りました。レストハウスがあって、蕎麦とか食べられるようですが、休日の昼はあまり食べないので、缶コーヒーを自販機で買って、ダムを眺めながら休憩です。



小鹿野町に降りてオートバイの神社、小鹿神社に立ち寄りました。



紅葉が綺麗でした。オートバイのイラストは小鹿野のローマ字表記OGANOからデザイン化されています。小鹿野町はオートバイによる街おこしを行なっている町です。



小鹿神社は「おじか」と読みますが、小鹿野町なので、「おが」と思っていました。おかの郷に座す神が、後世になって小鹿神社になったとか、武蔵七党の小鹿野氏の氏神を祀る神社説とか、平将門を討伐した藤原秀郷がこの地に来た時に氏神の春日の大社を祀った説とがあるらしい。



中央が社殿です。鹿革で作ったライダー向けな御守りなどもあります。御朱印は右の社務所で頂きます。


こちらにもOGANOの印があります。

ね。