比叡山 根本中堂 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

ケーブル比叡山駅まで戻ると1時ちょっと前だった。
 
次に行きたかったのは根本中堂。比叡山の中心となるお堂である。
 
 
 
根本中堂は東塔エリアにある。ここはもう参拝料が必要なエリアとなるが、巡拝チケットがあるので無料である。参拝受付にチケットを提示すると、パンフレットに判子を押したものを渡されて、それを参拝券の代わりに見せるようにとのこと。



面倒くさいなあと思ったが、横川で参拝受付に行列が出来ている横をパンプレットを見えるように提示して通り抜けられた時に、その為のシステムだということに気が付いた。これでも小さいけれど、チケットの日付はまったく確認できない大きさなので、並んでの入場となってしまうと思う。
 


根本中堂は、前回もそうだったが今もなお改修工事中で外景は見えない。内部は撮影できないのだが、御本尊と参拝者の間には修行の谷という低い場所があり、僧侶はそこでお勤めをする。一方、参拝者は同じ目線の高さで御本尊を拝めるという構造となっているわけだ。
 
 


根本中堂の御朱印は本尊が薬師如来なので医王殿である。前回は工事の関係で手前の萬拝堂で頂いたので、またそこに頂きに行ってしまったが、今回は根本中堂の前に御朱印授与所が出来ていた。

 
 

というわけで、こちらが萬拝堂の御朱印である。萬拝堂は中央に観世音菩薩を置きその周りに日本全国の神社仏閣の諸仏諸菩薩諸天善神、世界の神々を共に奉安しているので、大悲殿である。

 

 

右が萬拝堂で、左は一隅会館という休憩所で、坂本の名物の鶴喜そばが食べられる。
 
さて、根本中堂に戻るが、今回の最大の関心事は前回来た時に根本中堂のなかの香の香りが独特で興味を惹かれたことである。今回こそそれを買いたいと思っていたのだが、なぜか前回ほどは感じなかった。もしかしたら焼香の香りで、参拝者が少ないので前回ほど感じないのかもしれない。自覚なくコロナに罹患して匂いを感じなくなっているわけではないとは思うのだけど。
 
 
 
講堂へ向かう石段の脇の元三大師霊場の石碑と牛の像。
 
 
 
講堂手前の鐘楼と青もみじ。
 
鐘楼も講堂も足早に通り過ぎて、参道沿いにずらっと並ぶ比叡山で修行をした宗祖方の説明付きパネルも通過し、向かったのは比叡山バスセンターである。
 
通常は30分の間隔で運行しているシャトルバスであるが、コロナの影響で1時間の間隔になっている。まずはダイヤの確認をしておかないといけないと思ってやってきたのだが、ちょうどそこへ横川行きのバスが来てしまったので、これで東塔エリアを後にすることになった。
 
ね。