最近、TVなどで良く見る減感作療法。



 「大変だなぁ~」



 と思って見つつも、小学生くらいの子供さんが多いので


  (小学生だと、そろそろ、仕方ないかなぁ~)


 何より、重症の場合は少量の摂取で、ひどいアレルギー反応を
 起こさない為には、必要不可欠な治療かもしれません。


 (特に給食事故を想定すると、少々間違って食べても大きな反応が出ない閾値を作ることは
 とても重要な事だと思います。24時間ママが見守っていられる事は無いですから。)

 

 ただ、ありがちなのが
 TVの良い所だけ、かいつまんで見て、曲がった解釈をして
 ママにストレスになる言葉をかける人が増えて来ないかどうか?


 以前もTVの放送で(それはアレルギーでは、ありませんでしたが)



 「えっ?ソレをそう受け取っちゃうの???」



 と驚く様な理解の仕方をした、ご夫婦を見た事がありましたが
 なかなか、人に伝えたいことを思う様に伝えるって難しい事です。


 (少量のアレルゲンを継続的に摂取する)


 という所だけが印象に残って、専門の医師の下で行う治療なのに
 自宅でも行えると勘違いしてしまう、お爺ちゃんお婆ちゃんや周囲の人が
 増えなければ良いなぁ~と。

 (勿論、TVなどもテロップや説明もしていますが、人間って自分の欲しい情報以外は
 見えてないという面白い特性もあるので、ソコが意外と重要な事なのにスッポリ抜けている
 方も多いと思います)

 あれは、比較的意志の疎通がはっきり出来る様になってから、
 病院で無ければ出来ない治療で、ママが勝手にはじめていいという
 治療でないという事をもう少し、アピールして欲しいなぁ~と毎回
 特集の番組を見て思います。 
 
 そうでないと、心無い人が間違った思い込みで提案してきて
 またストレスになるわ~とか思うのでした。