みなさまこんにちは!
この春の連休中、美術史専攻生と教授陣で、ニューヨークに美術館巡りの小旅行に行ってまいりました!!
うちの大学には、美術を学ぶ生徒のために寄付される資金があるため、全員分の交通費も宿泊費も、そこから出していただきました。
アメリカでも日本でも、教養学は教育機関の中で軽視されやすい傾向にあると感じるので、こういう資金をいただけているというのは、本当にありがたいです。
...ということで、今回の内容は、その旅行記になります。
廻った美術館をざっくりと紹介していきたいと思います。
初日:
Whitney Museum(ウィットニー美術館)
(写真は美術館のサイトhttp://whitney.org/About/NewBuildingより)
ピアノ氏という有名な建築家がデザインした建物。(建築にはまだ詳しくないのですが、前衛的で格好いいデザインということはわかります)
アメリカのアーティストを中心とした近代美術をたくさん展示している美術館です。残念ながら常設展は作品入れ替え期とのことで見られませんでしたが...が!
その日に館内でライブパフォーマンスを予定していたジャズピアニストのCecil Taylor氏を見かけることができたんです...!
(セシル=テイラー氏はピアニストで、フリージャズの先駆者とされている方です。1929年生まれとのことで、腰の曲がった小柄なおじいちゃんでした。
美術館による広告と、1973年の東京公演の音源がこちら)
彼の演奏を聴くために、美術館の前には長蛇の列ができていました。私も聴きたかったなあ...。一時間半しかその建物にはいられなかったので、そこは妥協して、展示を見て帰ってきました。
二日目:
メトロポリタン美術館
もうこの館内に住みつきたいと本気で思いました。笑 コレクションが膨大で、素敵な場所です。
私は19世紀以降の西洋絵画が大好きなので、そのセクションに行った時には、感動しすぎて半泣きでした。笑
この美術館に行かれる方がいらしたら、ティファニーガラスのステンドグラスもオススメです。とっても綺麗。
きっと観光ガイドには、このエジプトの遺跡が載っているに違いない...。多くの人がここでセルフィーとって休憩してたもの...。
大きな美術館に行く前には、その期間に何の展示をしているのか(常設、特設どちらも)チェックして行くのがオススメです。観たいものやそれがあるエリアをリストアップしておくと、見たい作品の見忘れが少ないので。
私は教授に頼まれて、小学生の息子さんと一緒に回ったのですが(お守り?)、子供と一緒に回るのもなかなか楽しいものでした。(その子は多少落ち着きがあったので、一緒にいても楽だった感じはありますが)
私一人だったら絶対スキップしていたであろう甲冑のエリアを一緒に見に行って、並んでいる兜や槍を見て、「ねえ!もし自分が兵士だったらどれを持ちたい?」と言い合いっこしたりだとか。
ああ、子どもはそこに着目するんだ、こうやって面白みを見つけるんだ。という新しい発見ができて新鮮でした。
美術館のツアーガイドとか、教育普及係をいつかやってみたいと思いました。いろんな人、特に子どもたちが、美術館を楽しいと思えるような環境を作るお手伝いがしたいなあ。
続きは次回に回します!
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