ブエノスアイレスについてのお話、第2弾になります。
これは旧作ではありません。最近行ったばかりの展覧会のお話です。
さておき、上野のことをブエノスアイレス(または短くしてアイレス)と呼ぶのは、完全に内輪受けの世界だったりします。だから押しつけはなはだしい話にはなってしまう(ごめんなさい)。
昔から、親友と集まる場所なんかをちょろっと地名を変えて呼び合うっていうのが決まりと言うかルールみたいなのがあって。
面白い呼び方は永遠に保存される呼び方になるのです。
そんなこんなで、上野はブエノスアイレスっていうのが通り名であったと(笑)。
同じように、横浜はニョコ浜、新橋はティンパニー、蒲田はカマチョ、鴬谷はうぐいすバレーってな感じでどんどんいじっていくのが楽しかった。
で、今も使っているわけで・・・。
だけど、公的な場所でうっかり使ってしまうと大変なことになります。
例えば電車の中で・・・。
「今、どこにいる?」と聞かれたときに・・・。
「え、うぐいすバレー」なんて言ってしまったらもう大変。
乗客の冷たい視線で焼かれてしまいます。
びっくりして慌てて外を確認する人もいたりとか。
っていうわけで、聖地アイレスに戻るとします(笑)。
前回の第1弾は西洋博物館でしたが、今回は科学博物館。
ここは常設の展示にもロマンがあって、退屈しないのですが、この夏は恐竜博なる物をやっておりました。
おいらはガキの時分、学研のひみつシリーズの大ファンで。
中でも「恐竜のひみつ」は擦り切れるくらい読んだ記憶があります。
果たして、その頃の記憶と対峙するものとの差はあるのか?っていう。
見に行ったら・・・。
ガキロジが本で読んだ恐竜の様相とは相当塗り替えられていたわけです。
おぼろげな記憶ではとにかくティラノサウルスというのは最強の肉食獣で、全てを凌駕する王者だった。
デカイし。強いし。
ほら、強そうだよねぇ。
だけど、再現された骨格を見ると、そんなに大きくなかったりするわけです。
7-8メートルくらいだったんですよ。
テレビで見たウルトラマンに出てくる怪獣よりもデカいっていうイメージだったから。
それでもって、ワニ皮のようなカピカピで光沢のある皮膚っていうイメージも違うってこともがわかってきたりする。
どうやら、最近の知見では、背部に毛が生えていることがわかってきたらしく随分と孤高の部分が削られてしまった感はある。
おまけに、タイトルでもそうだったのだが、トリケラトプスとはライバル関係であったと。
デカい・・・。
ほぼティラノサウルスとトリケラトプスは同じ大きさで館内で上映されていたスライドショーでも、ティラノサウルスがトリケラトプスの角攻撃でタジタジになったりもしていたし。
ティラノサウルス最強っていうのはたぶん今もそうなんだけど、絶対王者の位置取りではなかったわけだ。
なぁんだ。
っていう思いも正直あったけど、化石などからわかる情報で、よりリアルな恐竜像が明らかにされていくさまは、非常に興味深いものがありまする。
科学って偉大だなっていう。
テクノロジーは進化していきます。
例えばスマートフォンを小さい頃に予想できたでしょうか?
まぁ、未だにケータイで文字の打てないおいらが言うのも笑っちゃう話なんだけど^@^ウテネェー
古きを知るっていう部分にも、そういう進化があるんですね。
そして、一番のサプライズ。
自分の妄想で、ティラノサウルスの前に王者と言われていたアロサウルス。
チビ。
下手すりゃ布袋寅秦に殺られちゃうんじゃないか?っていうサイズだったのだ。
あ、これはまずい。
クリス・ホームズくらいにしなくちゃまずいかな?
あ、マイナーだった。
まぁ、良い。
凄く楽しかったです。
ブエノスアイレス・第2弾でありました。
しばらく毎日こゆい日記がさく裂し続けると思いますが、よろしくお願いします。
明日は、上野駅だよ!!
聖地ブエノスアイレス・第1弾(西洋博物館/ポール・ゴーギャン展)
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