先週末の福岡県うきは市さんぽの続きです
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のどかな田園風景を眺めながら向かったのは、
同じうきは市にある「ぶどうのたね 」
里山の麓にある古い民家を改装した建物に、暮らしまわりのギャラリーや
カフェ・和菓子屋さんなどが集まっています。
果樹園の深い緑の香りに深呼吸しながら、あっちのギャラリーを覗いたり
こっちの和菓子屋さんでお買いものしたり。
ここもまた、とても素敵なところでした
敷地内の「cafe たねの隣り」でひと休み
桃のレアチーズケーキ、ツルンとさっぱりおいしかった!
ギャラリーで小物をちょこちょこお買いものしたんだけど、
ココだけの話・・・びっくりするぐらい安い!
切子のうすはりグラスが700円って、都内のお店ではちょっと見かけないお値段。
ガラスだけど・・・もちろん持って帰りましたとも!機内持ち込みでね
この夏、いっぱい使うんだー
うきは市のたおやかな山里の中腹に、ひっそりともう一軒。
器とくらし「テカラ」さん。
引き戸にたたき、庭に面した廊下。
福島にあるハハの実家によく似た、懐かしい佇まいの古民家に、
”手から”生み出された温もりのある暮らし周りの道具がぽつぽつと。
ゆっくり一つ一つ手に取って、柔らかな手触りに惹かれて
オーガニックコットンを購入しました
お店の方が丁寧に使い方を教えてくださった通り、洗顔→体洗い→雑巾と
クタクタになるまで使いたいと思います。
豊かな水に支えられたうきは市は、畑や田んぼ、ぶどうやモモの果樹園が
立ち並ぶ実り豊かな里山でした。
この街に暮らしを豊かにしてくれるようなお店が集まっている理由が
何となくわかったような気がします。
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私が暮らし周りの道具や雑貨に惹かれるのは、いつも日常の中で
『ハレとケ』を意識しているからなんだろうな。
飛行機や新幹線に乗って何百キロも移動したり、
常に煌々と明りが灯る東京で美味しいものを食べたり、
それはハレの日が続く毎日で。
その瞬間は楽しめても、ハレが続くとどんどん違和感を抱え込んでしまう私は
ハレの中でケを意識することで、バランスを取っているみたい。
自分で自分の面倒を見てあげる方法はたくさん知っている方がいい。
スローライフを逆走するファーストライフ
とことん堪能したら、またひょっこり戻ってまいりますー