いよいよラストです!前回の記事はこちら

 

ようやく悪霊から逃げおおせたバートラム・フィドル、生首の主が言い残した手掛かり情報をもとに遂に「殺人鬼ジェフ」の家に辿り着くのですが、なんとそこには既にシャーロック・ホームズとワトソンが乗り込んでいたのでした。本当にムカつく奴らだぜ!

 

「思ったより頭が回るようだな」

本作でのホームズはフィドルの前にいちいち立ちふさがり腹の立つことを言う嫌な奴です。ライバル的キャラクター設定でしょうか。前のストーリーで「もし俺よりフィドルの方が先に事件を解決したら女装してやる」なんてのび太の「目でピーナツ噛んでやる」と同レベルの発言をしていたっけ。

 

そんなホームズ&ワトソンを尻目にジェフの家を捜査するフィドルとギャビン。室内にあったのはバラバラになった人体とまだ暖かい食事。おそらくこれは「羊たちの沈黙」シリーズのレクター博士のパロディでしょう。

 

「頭の先からつま先までそろってるな…」

人体パーツのことです。

 

テーブルの上にはなぜかフィドルに宛てたジェフの手紙がありました。しかしよ〜く文面を見てみると誤字だらけ(字幕でもなんとなく再現)。これには何か意味があるのでしょうか?

 

焦げ臭いにおいがするストーブを開けてみたらなんとソーセージが!もしかしてフィドルの家の犬をソーセージにしたのでは?!

 

…と思った矢先、床の下から何かをひっかくような音がしました。ここがこの部屋のギミックです。

 

ギャビンにテーブルをどかしてもらうとそこには落とし戸が…

 

フィドルの家の犬「フーフィ」はここに閉じ込められていたのでした。無事でよかった。しかしジェフの行方を示す手掛かりは何も見つかりませんでした。

 

外に出るといつか合った新聞記者の女性が上空から表れました。

 

 

「フン!この程度で私の女装が見られると思わないほうがいい」

どこまでも負けん気の強いホームズです。

 

上空には鳥に連れ去られる新聞売りが飛んでいます。この雰囲気は…

 

まさか…

 

えええええええ!!!!

これでおしまい!!!!

 

そうか…これは「エピソード1」。このアプリだけで完結はしないということか。それにしてもなんという肩透かし!なんという尻切れトンボ感!気になる!続きが気になる!!

 

エンドロールもちゃんと出ます。

 

なお、本作はイギリスのアニメーション会社のRumpus Animationが開発した初めてのゲームアプリで、クラウドファンディングプラットフォームのKickstarterで本作の「エピソード2」の開発資金を調達しました。まあ資金調達よりも宣伝の方がメインのプロジェクトだったのかもしれませんが。目標金額には無事到達しており、現在開発が進められている…はずです。まあコンソール向けタイトルと遜色ない内容のゲームなので開発期間もそれなりにかかると思いますが、どうか早くリリースして下さい。でないと続きが気になって仕方ありません。

 

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