ジェノサイド/高野 和明¥1,890Amazon.co.jp
【急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。
それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。
ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。
同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。
事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。
イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。 】
(アマゾンから引用)
不愉快~
■ 感想とか色々イラク戦争のときの拷問とかー
南京大虐殺のこととかー
関東大震災の朝鮮人虐殺とかー
玉砕攻撃のこととかー
そういうのー(笑)
ヒロシマ型ナガサキ型という表記で察しておくべきだったが、まあ…うん……
ルワンダやコンゴのこと
薬学院生の古賀と韓国人留学生のタッグが創薬を
ウィルス感染者の全滅を依頼された傭兵4人(裏切り者、難病を抱える男、元フランス外人部隊、あと忘れた)
最初からどこでどうリンクするかはとても解りやすい
フランス外人部隊所属の日本人も出てくるけど途中で殺されるしまあうん(笑)
彼を殺したイエーガーが彼の遺品の中に写真が一枚もないからって彼の人生を決めるのはイラッと来たし、あの涙だって彼の死を悼んだものではないと思っている
「異人種を殴ることへの抵抗」と言いつつ射殺してるしなんなのあいつ(笑)
いやあ、いいよね、異人種、とても素敵な言葉じゃないですか、異人種。加えてジャップと。異教徒の方がもっとそれっぽかったけど(笑)
それがなくとも
全体的に立ち上る陰気臭があってねちっこいので嫌ーい
さっぱり行こうぜさっぱり!
殺戮兵器/人類の愚かさ/止められない戦争/大虐殺、虐殺、ジェノサイド、殲滅
エシュロンとかF22ラプターとか国際裁判所のこととか
適度に現実の話を持ってくるのでげんなり、わたしが小説に期待しているのは中途半端で詰まらない現実じゃないんです、それを書くならそれを主題に持ってきてほしい
大体さーもーさ人類の愚かさってお前らも愚かな人類の一端だし愛だの正義だの善悪だのって馬鹿じゃないの? だからどうしたいの、どうしたいの、どう思ってほしいの? はっきり言えば?
古賀が大嫌いなのは関東大震災のときの朝鮮人虐殺云々かんぬんをもって
「愚かな先祖を持つと、末代が苦労する」と言っていたこと
正直これだけで彼は大嫌いです、勿論今日会った少女のために、見たことのない人間のために身を張れるのはとても素晴らしいことですが、残念ながら彼の結果的な実績への評価と彼の人柄への評価は別物
〝愚かな先祖〟は朝鮮人虐殺に関わった人達のことを指すんだろうけど、なんでしたのか(それが起こったのか)を考えない限り進歩がないというか、真偽入り乱れているのならばなぜそれがそうなったかまで掘り下げてほしかったし、先祖と言う言葉を使うのであれば、もっと丁寧に使ってほしかった
がっつりそういう問題に首を突っ込むのでなく韓国人側からそういう問題が提起されるのでもなく
というかこれやるならタイとかインドとかフィリピンとかパラオとか台湾とかインドネシアとかあそこらへんのアジア諸国も呼ぶべき、なんで韓国なんだよ、隣国で言えば台湾だって隣国じゃん! 中露だってまあ隣国っちゃ隣国。
死を悼んで、花を手向けたいなら手向ければいい、祈りたいのならば祈ればいい、手を合わせたいなら合わせればいい、目を閉じてただ静かに悼めばいい
それを政治的な話にするから「それとこれは話が別」なんです、一個人の謝罪と一国の首相の謝罪は別
結論ありきの議論は話の持って行き方の勉強にはなるが、
さっさと要求と目的をどうぞと言いたくなる
慰安婦と創氏改名ネタと731部隊が出て来なかっただけマシと思うべきか
アフリカでの資源の奪い合いで中国の名前が隠れてるのも面白かった
あと一か所ページ忘れちゃったけど「なにやってんの日本企業」てところで日本の商社が出てきて笑った(笑)
人の、愚かさを、どうしたいの
そうだよそうだよねそうかもしれない、でも、それだけじゃない
徹頭徹尾人の愚鈍さを醜悪さ、それだけを言うのであれば、なんだか苦いものがどんどん溜まっていく
次の世代ならばきっと自分達よりは上手くやるだろう、というなんら根拠のない希望も込みで、可愛いじゃない(笑)
戦争を一個人のものにするのもどうかと思うけど…、米露のホットラインが繋がれているのがそうじゃない証拠っていうか……
うーんなんか「先進国の犠牲になっている発展途上国(今日あなたが食べた魚を捕まえた人のこと)」というよりかは「日本の子どもたちが失った目の輝き」に近いかも
軍隊がなくなれば戦争がなくなるって信じているような。愛は世界を救うというか、戦争は善良でないからこそ起こると思っている節
旦那さんへの信頼がなんら揺るがなかった機械が苦手なエレンさんが好きです、彼女いいなあ、あんなワンシーンだけなのにがっと好き。
話としては超人類みたいな頭ひとつずば抜けた子の話
奴隷貿易だろうが異端審問だろうが話題には事欠かないけれど、アメリカ悪者過ぎて笑った
あれもあれで苦労してるっていうか、利害調整に大変っていうか、災害起きたときの初動速いし、すげえなって思うけど。オバマさん髪白くなっちゃったしあれはお歳のせいですか。
読んでいて不愉快になるし繰り返しが多いので、だから? と思うことが多かった
もっと、〝ジェノサイド〟ってタイトルに付けるくらいなら、徹頭徹尾殺し合ってればよかったのに、中途半端に優しさを入れるから逆にイラッと来る
装丁は高柳雅人さん!