灼熱の小早川さん (ガガガ文庫)/田中 ロミオ
¥600Amazon.co.jp
【人間関係も勉強もそつなくこなし、万事如才ない高校生となった飯嶋直幸。
県下でもトップレベルの進学校に入学した彼は、なに不自由ない学園生活を手にした。
そんな雰囲気に突然水を差したのは、クラス代表となった小早川千尋。
代表に立候補し、履行の邪魔なので副代表は不要と言いはなった眼鏡女子だ。
常にテンション高め、ガチガチの規律でクラスを混乱に陥れる彼女のその手に、直幸は炎の剣を幻視する。そして彼女の心の闇を知るのだが――。
田中ロミオ最新作は、ヒロイン観察系ラブコメ。 】
(アマゾンから引用)
■ 感想とか色々
空気を読みまくった話(笑)
空気を読みまくって平穏に生きている飯島くん(テニス部)が愚民の啓蒙活動に日夜励む小早川さん(多忙を極めるクラス代表)をフォローしながら青い春を過ごす話
「いきなりお金を要求されたみたいに思えた。」がよかった、そうかあれはあなたにとって「お金を要求する行為」に近かったのか
学級崩壊…、学級崩壊…、一応進学高校なんだよな? コースによって偏差値的に差があったりはしないんだよな? みなさん超ハイテンションだったりそれを装っていたりするので(除く片山くん)、教師主導の生徒指導権利が奪われているとは言え、なんだか。
生徒会長好きだー(笑)
書簡も好きだ!
あの人のどこを「面白い」としたのか小早川さんに聞いてみたい。
生徒会メンバー&クラス代表会議と各委員会委員長無双読んでみてー!
他クラスあんまり出てこないので…、比べるにしても…、いやアンケートにあの書きようはないと思うし、何回も委員会に穴開けるのもナイなあと思う。
文化祭のスパイのときくらいか、他クラス出てくるの。
本来なら衝突して和解して喧嘩して仲直りしてを繰り返して仲良くなっていくはずなのに、いろんなステップを踏み飛ばして仲良くなっている、後ろめたさ。
あれを「喧嘩」というのか! ちゃんと「仲直り」できていたようでなによりです。
つかねえクラス男子一律で明らかなコンビニチョコとか嬉しいの。くれるならもらうけど(ヌガーは拒否る)… 包装がしっかりしてたとか…?
DARSを箱買いレベルで持って来た子から全然関係ないのに「ちょうだい!」ってもらいに行った気がする。
確かにクラスごとの色はあった、ただ、やる気のない人は一貫してやる気がないし、やる気のある人は一貫してやる気があるんじゃ…? あ、中心(主力)グループの色によって変わるか。
「真面目に文化祭取り組むのがカッコ悪い」とは思ったことない、つか自分のやらない理由として「カッコ悪い」は自分自身のことだから勝手にすればいいと思うけど、他人にまで「カッコ悪い」判子押すなよ。真剣にやるのバカみたいだよね空気なんなの、温度差があるのは当たり前だけどそれをただの温度差ではなくカッコ悪いっていうのはどうなの! 「?」みたいな顔されるとこでテンション上がることだってある
生徒に権利をかなり与えている学校だったので先生かすむかすむ
片山くんは「かくれんぼ」の時点で「うわ」と思ったけど(笑)、あれも無自覚に残酷だよなあ、責められることではなんらないのだけど、片山くんの転校は小早川さんのそれに劣るのだから。
まあ近藤さんはないけどね
R‐18バレーボールをやられるくらいならまだエロ本品評会のがいける。
誰の持ち物で、誰が空気入れたんだろう(笑)、とも思うけど。
ふたりの青春のお話
なので宇賀神や小沼や椎原は添え物? 宇賀神がちょっと好きかも、逆に中目黒さんは便利だけど信用しない、てかおねーさん(小早川さん)クラス内のいじめの是正どこいったん!
炎の剣と氷の剣が好き、RPGみたいよね!
イラストレーターは西邑さん!