アリス イン サスペンス (講談社X文庫―ホワイトハート)/桃華 舞
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【「なにか楽しいことはないのかな」
それが、おれたちの口癖だった。
親を知らず、無法地帯シークレット・ガーデンで生まれ育った十四歳のヒツジコには、仲間がいた。
見た目美少女のユキノジョウ、家出少年ジャック、シルバーの血を持つハイド。
そして、アリス。
孤独を抱え、ときに街に呑み込まれそうになりながら、それでも強く生きる少年たちの物語がここに! ホワイトハート新人賞受賞作登場。 】
■ 感想とか色々
敬語のヒツジコ(男)視点で
いやに女装が似合うユキノジョウ
解体が得意のジャック
感情のある機械・ハイド
ジャックが連れてきた女優志望のアリス
in無法地帯
千里眼の管理人
イヌネコカラスがたくさん歩いている
都市伝説:ひとりくるまの真相
おでん屋さんでのひととき
時間よ止まれと思ったあの瞬間
最期の言葉
無法地帯とはいっても覚醒剤は出て来ないし、娼婦がちょろっと出て来るようなあれをカウントしていいのか悩むような、程度
一応首都から一時間圏内らしい
マジが口癖のユキノジョウとうけるが口癖のアリス
ジャックがアリスを大好きなこと
ああうん…ジャック…、いい具合に病んでいるのか(笑)
解らなかったなあ、映画に出るアリスを夢見たのか、彼にとって〝アリス〟の名前だけ有名になればそれで満たされていたのか、後悔しているのか、解らんなあ…
解体が得意なだけはあったな、ユキノジョウの片目やるのこいつだし。
水葬好きなのね、遺灰を海に撒くの。
p234「友人としてお願いする。見逃してくれないか?」
「友人としてお願いします。おとなしく自首してください」
なんだろう、アリスの死を悲しんで、犯人を探し、周りはそれを冷めた目で見て
ユキノジョウが殺されかけ、それでも探し続けて、周りに伝染したさせた、その根本って〝友達〟だっけ、てなった
上の台詞は好きだけど、その言葉を白々しいと知っていながら使ってそう
アリスは発端でユキノジョウが起爆剤、くらいかな…、そもそも切欠はあらゆる意味でジャックだし
淋しかったのか?
ユキノジョウもハイドもジャックもヒツジコも、アリスも、淋しかったのか
そこらへんはよく解らん、全体的に で? って話だった。
年齢に意味を持たせたかったのなら私はその意味を読み取れなかった
イラストレーターはカズアキさん!
2巻読んでます読み終わるかどうかは不明
桃華舞の華と舞って習字のときに苦労しそうだなー