ファンダ・メンダ・マウス (このライトノベルがすごい!文庫)/大間 九郎
¥480Amazon.co.jp

【おれはマウス。
しみったれた倉庫でくそったれなAIシステム相手に終日ダラ~っと、家に帰ればネーネがべったり。そんな毎日。
でも、おれは今の自分にかなり満足。いい女はべらして万ケンシャンパンドンペリジャンジャンBMベンツにPMゲッツーみたいなことが必要だとは思わない――のに!
「嫁に!」とか言い出すジャリ娘の登場から怒涛の急展開だよ!
独特で中毒性の高い文体、鳥肌ものの展開。
全選考過程で物議を醸した作品が登場!
第1回『このライトノベルがすごい!』大賞栗山千明賞受賞。 】


超絶マザコン、ただそれだけ

■ 感想とか色々

>独特で中毒性の高い文体、鳥肌ものの展開。
とあるように、ああうん、ええと、めんどくさいよね、っていうくらい
くそったれ連呼してるので意味解らんので死ねって思ったけど(笑)

自分を醜いと思い込んでいるマウスがネーネ(姉)とだらだらべたべたしながら
嫁申請に来た佐治まこと(ぺたんこ)
まことの友達の美月(ドリフ)
AIのヴォルグ(機械?)
母に売られ父に買われたミチル(溺愛)
ネーネ大好き地味に海自びがろ(ネーネ命)
金と女と手下大好き能無しのアマル(馬鹿)
その他大勢でお送りする、アホらしい、とこっとんアホらしく、突っ込みどころの多い1冊
楽しければなんでもいんじゃね? と思っているのでいいけど


私の灼鼠、が好きでした
まことは好きでも嫌いでもねーけど、彼女の一部を指して「失敗作」と言ったミチルは嫌い、だいきらーい
貧乳と巨乳それぞれの良さが解らんとか
私にとってはマウスが世界、と読んだ瞬間、「そうか、じゃあ死ね」と思った稀有な人です
そのうちみんな一緒に死ねばいいよー
博愛主義者ってひとりの例外を除いて嫌い、マウスがその例外であることを期待なんてしませんが思った通りだったので…、というかあのミチル語りなければまだ平気だったんじゃね? 俺無尽蔵に「受け入れる」人間て心底キモくて無理だわ。
意味解んない、気持ち悪い、寄りかかって依存してその他大勢いるのに蜜に群がる蝶みたいにわらわらと、自分だけのものにしたくて、自分だけのために時間を使ってほしいなら周り殺せよ、めんどくせえ
自分を通して自分じゃない誰かを見ていることに納得してるならいいけど(笑)
納得しようがしまいがそれなりに惨めだよなあれ

出て来る女も女性も女生徒も女子もマウスらぶなのでちょろい
ミチルの母親の生活保護も書籍の検閲もどうでもよかったんだけど、図書館に所蔵されている本への落書きは怒る
横浜港の勢力図や計画云々で天候の予測があって、衛星でも飛ばすの? と思った
美月に言った、レイプされたんだったら泣き寝入りするんじゃなくて復讐しろよ、の復讐部分もなかったねー
半ば予想していたとはいえ、絶望の代名詞で解りやすく伝えるためだけにレイプさせてビデオと写真撮ったって感じ
そんなに怒ってないつもりだったんだけど、偶には男も掘られればいいじゃない、と思った時点で怒ってるんだろうなあ、しかしこれ実現してるのは主にBL系だと思う(笑)

びがろは久し振りの帰港みたいなこと言ってたから潜水艦乗りだか護衛艦乗りと予測。しかし別に海自である必要性がないような。横浜だからか?
最後の子供2人も防衛省に丸投げで、防衛省マジとばっちり(笑) と思いました
アメリカの国防総省にでも飛ばせばいいじゃない…(アメリカとばっちり)


しかしこの作品、なにに1番驚いたかって、2巻が出ていることです、アフィリエイトで検索したら1巻と一緒に出て来た。
マウスは、おふくろさんの言いつけを忠実に守っているだけの子供です
ちなみに地味にネーネが好きです、ネーネはまことと仲が良いので嬉しかった

イラストレーターはヤスダスズヒトさん!

このライトノベルがすごい! 文庫さん
深沢仁さんのR.I.P. 天使は鏡と弾丸を抱くの続刊出れば独立するかもと呟いておく
書名にはないけど便宜上巻数振っときます