銃姫〈2〉The Lead In My Heart (MF文庫J)/高殿 円
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【強大な力を秘め、世界の命運を分けるとも言われる「銃姫」。
その行方を追い求め、旅を続ける三人がいた。
「魔銃士」の少年セドリックとその姉、エルウィング、そしてテロリストの少女、アンブローシアである。
北の山間の田舎町に滞在中、セドリックはある事件をきっかけに自分の「力」に自信が持てなくなってしまう。魔法強化のため、大都市の「王立魔法図書館」へと向かうセドリック。
そこで出会った露天商の男から、意外な話を聞くことになるが…。 】


■ 感想とか色々


露天商の男の正体はともかく結構入り組んできたぞおおおお
露天商は髑髏の人です、良い人良い人!
「火」属性のお嫁さんを探している2巻での良い指南役
この人アンブローシアの強気さを気に入っているけど、アンブローシアは風を主に封じ込めているから火ではないよね? ということはバロット(髑髏の人)のお嫁さんにはならないよね!?
アンブローシアの魅力に気付いたあのおっさんとは仲良くなれそうである、いい奴でもあると思うがしかしアンブローシアの旦那には認めん(アンブローシアがあのおっさんをいいと言うならいいけど)
それよりも早急に仇敵のお嫁さんになりそうなんですけど! ちょっと!! あんないい子そんじょそこらの男にやらんからな!!!
スラファトの国王なんか嫌だよっぽどかっこよくなきゃ嫌だ、最低でも三顧の礼で迎えろ、話はそれからだ!
まあ自分に傷を残した男に嫁ぐって所変われば少女小説だがな!!

しかしそもそも2巻はセドリックメイン
人の手の入っていない魔力がふんだんにある森でも銃弾に土を封じ込めることができなくなり、挙句襲われてもアンブローシアの背に隠れていることに焦ったのか、ちょっと調べてくる! と街へ
届け物を頼まれたり、選挙宣伝中焼かれている人を助けたり、捕まって沈んだり、決闘したり

バロットが持ってる道具でセドリックの属性調べてた、確かに彼は土を封じ込めているシーンが多かったけど、エルウィングが「闇の属性」って言ってたよな? 1巻で。アリルシャーって。
というので然程彼の実力は疑ってなかったし銀の腕輪もなんとなく解る
わたしあの姉そんなに信用していないけどことセドリックの過去に関して、彼の出生と能力に関してはそこそこ知っていると思っている。
1巻でうへえと思っていたのに予想外に良くて驚いた
いやバロット視点もあったからなのかセドリック1巻よりよかった
あとネックなのはエルウィングです…、エルウィング化けそうで予測できなくて怖い

心を食べられているエルウィングに同国人と出会ってしまったアンブローシアがちょろっとです
アンブローシアはさー 基本的に、ってか1巻だけの印象だけど、同国人には〝弱い〟のよね
うんまあ好きだけど。好きだけど。
旗印になるのも解るさ。酷いことを言うようだけど、王族である君が祖国のことを思ってくれているのが嬉しかったんだ、それがアンブローシアにとって苦しいものであろうと。
アンブローシアをテロリストと書いてあるけど、そんな やったるぜ! という雰囲気はないので違和感。
彼女は王女としての自分と女の子としての自分がころっと変わるので読んでいて「え!?」てなる(笑)

2巻返して3巻を読む直前に感想を書いていないことに気付いた
のでいろいろとうろ覚えです、髑髏の兄ちゃんとか、名前思い出せなかったのでwiki見た
〝決闘〟していきなり上位になったからいろんな人にケンカを吹っ掛けられるんだろうなあ

イラストレーターはエナミカツミさん!
エルウィング怖い(笑)



銃姫〈1〉Gun Princess The Majesty (MF文庫J)/高殿 円
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