スワロウテイル (角川文庫)/岩井 俊二
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【円を掘りに来る街。それがイェンタウンだ。
日本人はこの呼び名を嫌い、自分たちの街をそう呼ぶ移民たちを逆にイェンタウンと呼んだ。
ヒョウとリンとフニクラは墓荒らしで小金を稼ぎ、グリコは売春で生計を立て、身寄りのないアゲハを引き取った。
ある日、客のひとりがアゲハを襲い、隣人のアーロウが客を殺してしまう。
すると腹の中からテープが飛び出し、代議士のウラ帳簿が見つかる。
飽和状態のイェンタウンで、欲望と希望が渦巻いていった。
映画『スワロウテイル』の岩井俊二監督自身によるもうひとつの原作小説。 】
自業自得
■ 感想とか色々
無法地帯無国籍不法滞在なんかそんな感じ
リアル墓荒らし! 売春とか暗殺とか兄弟とか音楽とか週刊誌
情はあるが不法滞在には変わりないので丁重にお帰りいただくしか
てゆか音楽業界緩すぎだろ、犯罪者も使うのかよ、犯罪歴あったら帰化無理じゃないんですか
文庫は平成11年刊行、私が読んだのは平成23年なので間12年、つまり赤ん坊生まれてから小学校6年分か、話全体として随分古いような印象
まあ不法滞在とかビザとかなんか、うん、まあ、うん、入管頑張れとしか言えない
海をえっちらおっちらこいでくるのは海保担当、陸に上がってからは警察担当
近未来SFみたいな「地球はもう住めません、よって移住します」系も無理だし、ロボット乗ってドンパチも無理だし、犯罪にしても朝鮮半島とロシアと中国が絡んでくるのは読めそうにないので、改めて読む範囲狭いなと
群像劇に近いのかな、代議士のウラ帳簿は「そこ引っ張るのか」で所々出てくるから楽しかった(笑)
ドタバタでギャグ風味
なにが言いたいかっていうとそんな言いたいことがないのだな
リリィ・シュシュの人だそうで、この映画は見たことないけど聞いたことある
読んだきっかけはアフィで「人工妖精スワロウテイル」を検索かけたときに一緒に出てきたからです
写真は野村浩司さん!