新月が昇るまで1 - 灰燼騎士団 (C・NOVELSファンタジア)/諸口 正巳
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【神速の剣を振るう「首狩」のジグラートと、必殺のナイフ遣い「怠惰」のニム
凄腕の傭兵コンビに、謎めいた女からの依頼が。
魔女として処刑される少女を助け出し、隣国へ護送して欲しいというのだ。
二人は処刑場へと連行される少女を強奪し、国境の峠に向かう。
だが、そこは軍隊が激突する戦場と化していた。少女の身に危機が迫ったそのとき…!?
気鋭の新シリーズ、始動。】

血しぶき血しぶき

■ 感想とか色々

ジグラートは白い方で、ニムが黒い方です
ジグは基本いい奴そう、ニムは王さまと知り合いだったり謎な所がある
視点はほぼジグ、冒頭は他の女の子だったり(しかもこの女の子は「魔女として処刑される少女」ではなく「謎めいた女」だったりします)
あとわたしは無駄に中国の青龍刀でテンションがあがります。青! 龍! 刀!!! くらいにあがります、小学生のときに「変な人が出たので気を付けましょう」のお知らせで見たからだと思う(笑)

お腹の中身が出たり、首がパーンてなったり、はあんまりなかった、と思う…
今読み返したらP38で人の首飛んでたけどまあ別に単に飛ぶくらいだったら…
精々血飛沫で肉以下? ミンチっていうか蒸発に近かったような
耳障りな羽音、敵意に反応して動く大きなモノ、空から降ってきて殲滅開始
ちなみにこいつら攻撃し終わったあとはまた天に戻っていきます、マイペースマイペース!


謎めいた女の依頼で「魔女」の女の子を助けだし王さまの元へ
ドクロ入りのマント、争いの嫌いな没落貴族セルヴェル
あああああそうだこの本には「天使」がいます、これかなり重要だった
天使は死んでも神に対する忠誠心さえ持っていれば「やり直し」ができるそうです
天使と悪魔は任意で人間に触ることができます、人間は全員が触れるわけじゃない
ニムは悪魔かな? とちらっと思った、どのあたりだっけ、P117だった
謎めいた女のシヴルとニムの会話。欲がないのは天使くらいさ。
ジグはサンナ(なんとか喋れるようになった「魔女」の子)と地味に仲が良いです、可愛い可愛い

基本的にジグとニムは強いし、ジグは天から降ってくる最終兵器もあるしで、さくさく進みそう
ジグとニムが仲良いのもいいよねっ お互いに嫌いとかでないにしても、予想外の肯定のときに、ふたりして「え?」てなってるのが可愛い

イラストレーターはkaya8さん!
裏表紙がサンナです