空をサカナが泳ぐ頃 (メディアワークス文庫)/浅葉 なつ¥620Amazon.co.jp

【出版社で多忙な毎日を送る中津藍。
そんな彼が、煙草を吸いながら空を見上げると、一匹の魚が泳いでいた。
目をこすっても魚は消えることなく優雅にヒレを揺らして通り過ぎていく。
オフィスを街を家の中を悠々と泳ぐ魚たち。この鬱陶しい現象はなに?
藍は魚を消す方法を探し始めるが、魚は増える一方で、しかも視界を埋め尽くすときに訪れる運命を聞かされ…。
さまざまな想いを交差させ、ちょっと変な仲間たちが繰り広げる、未来を賭けた大騒動。
第17回電撃小説大賞・メディアワークス文庫賞受賞作。 】


包丁持って元カレんとこ突撃する彼女は怖い

■ 感想とか色々

マジ怖いなんだそれホラーだろ
浮気? なのか? 浮気も浮気でダメですけども!!!!
占いで決めたってだけだから浮気なのか、解らん、振った理由も振った理由なんだけどだからって落ち着け、頼むから落ち着け、復讐は合法的に、なるべく当事者のみで!
つか男も男で見るからに怪しい煙草を置くな(笑) ちゃんと処分してください
初対面がタックルのにーちゃんもすげえぞ、途中まで心のオアシスはアンラッキーな山崎くんだけだったしな
突撃した彼女の地元はもっとすげえぞ、じーちゃん3人いるんだからな、誰の子供か解んないんだって! マジかよ!
中津さんにも彼女いるけどほとんど出てこないかな、でもラブホ行く前に通すべき筋は通して


煙草吸ったら魚が見えるようになっちゃった!

ていうお話。結構それだけ。
まあ写真とか夢とか? も出てくるけど、なんか妙に説教くさい
実際説教っぽくなくとも自分が説教くさいと思っちゃったので苦手です、うーん
「なかったことにする」ってなんなんだ、記憶喪失レベル? 時々思い出して「うわあああああああ」てなるぞあれ。
なかったことに出来るならなかったことにしたいことってそれなりにあるけど、「まあそういうもんだろ」で終わらせてるので、「そうだ昔の俺は夢は○○だった、自分に言い訳をして諦めてただけなんだ…」みたいな中津さんには「はあ、そうですか」としか言えない
そんなの中津さんの周りは知ってたと思う 写真、撮ってるし
変なねーちゃんの言ってた「向き合うこと」って別に「逆らわないこと」じゃねーぞ! と本編最後の方まで思ってた。

ちょっといい話社会人バージョン

立ち読みできるらしいので張っとく!
http://mwbunko.com/product/2011/02_01_isbn.html