アルケミスト―夢を旅した少年/パウロ コエーリョ
¥1,529Amazon.co.jp

【羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。
そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。
長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。
「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」
「前兆に従うこと」
少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。
欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。 】

おーけいわたしは星の王子様が苦手なんだな

■ 感想とか色々

だからなんかそんな感じ!
星の王子様… 読んだはずなんだが最早「象を飲み込んだ蛇」と「箱の中の羊」と「わがままな薔薇」と「友達のキツネ」しか覚えていない、うーん。キツネは英訳したはずなんだがあ…
箱の中の羊は好きだった、ただし「当世白浪気質」を読んでからなので、「箱の中身は開けてみるまで解らない」が好きな理由だと思う
大体、大切なものは目に見えない、とか、物事をよく見極め想像する、だとか、そういうのって言ってしまえば「今更」なので、それを物語の中にどう織り込むかが読みたかった
復讐だったり、よみがえりだったり、恋愛だったり、ファンタジーでも戦でも、「どこかで聞いたようなお話」で全然構わない、面白くさえあれば
そういう意味ではわたしはローワンが好きだった、「全うに怖いと思うことこそが勇気だ」、っていう、勇気ある臆病者の少年の話。
「友達を、こっちからこっちは好きで、こっちからあっちは嫌い、なんて切り分けることはできない」

中盤から「大いなる魂」連呼されててうけた。個人的には 大いなる魂(笑) だな扱いが。
シャーマンキングの「魂の還る場所」(だっけ?)は好きだった。
オープニングよかったなあ… 鳥が飛んでるやつ

なんでエジプトなんだ…… 錬金術師だから? にしちゃ途中でイギリス人出てくるし、なんでそこでよりにもよってイギリス人なのかの意味が解らなかった、この本とは無関係だけどフランスとイギリスははびこりすぎてて、またお前かw てなる。
神さまははっきり出てこないけど神さまちっくなお話、太陽とお話してるよ! 肉体を持つ者はその入れ物に捉われるってお話?(違う)
神さま好きだけど(や、嫌いだけど)なんかよく解んなかった
読んでる途中にリアルのエジプトで2700年前の宝物殿の門だかなんか見付かるしねっ キリストさんも生まれてないじゃねぇか 中国と一緒で100年単位ていうのが凄い! でも時々古すぎてどうでもよくなる!
ぶっちゃけ「縄文時代から連綿と続く…」と言われても「なんのこっちゃ」ですが、平安時代から~とか奈良時代から~と言われたらちょっと「おおー」となりそう(笑) しかしそういう場合でも飛鳥は出てこない不思議

水晶を磨いたり、商売のお手伝いをしたり、羊の毛を買ったり、イギリス人と旅をしたり、戦争に巻き込まれそうになったり、予兆を嗅ぎ取ったり。
砂漠の女と夢を追う男の話か。ラクダいいじゃん! ラクダって物凄い獣くさいらしいけど。

単行本だと地湧社さん
文庫版だと角川のソフィア文庫

文庫版もあったのではっておく!

アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)/パウロ コエーリョ
¥580Amazon.co.jp